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6.05.2013

眠られぬ夜に

■ヒルティはもう読みたくならないし、遠藤周作の『眠れぬ夜に読む本』も中身を覚えちゃってるし、……代わりに團伊玖磨の『パイプのけむり』シリーズを乱読していたらすっかり眠れなくなった。

随分ブログを更新しなかったが、仕事で毎日かなりの(量もしくは時間)文章を読み、訳したり書いたりし続けた上に気分的なノリの欠如が加わり、仕事以外の文章を書きたいと思う気持ちにならなかったので、それに任せて書かなかっただけで、多少体調がすぐれない以外、特に変わりはないです。

ならばツイートするかというと、同じ理由で140字の文章を作るのも億劫、という日々(“文章を作る”という意識からして twitter に不向きな証拠か)ですが…

…今《ツイログ》で調べてみたら、オレは、
[twitter歴772日/ツイート数1,110(1.4件/日)]
だそう。
もう2年もやってるし、これって自分では相当なつぶやき量な気がするけど、リツイートも含めての数だからなあ。twitter って結局そんなに熱心になれないけど、どことなく人生修業みたいな気分がしている。


毎日結構な量/時間、文章を読んでる、という中には新聞も入ってて……、で、思うところあって、この数ヶ月、新聞を二紙、読んでいる。40代半ばにして、毎朝新聞が二紙配達されるという経験は初。いつまでこの状態が続くか分からないけれど、相当に気に入っていて、ああ、新聞は一紙じゃだめだな、という思いが日に日に深まっている。

“だめ”っていうのも語弊があるかもしれない。より正確に言えば――毎朝起きると新聞が届いてる(今日は眠れないことに悶々としているうちに二紙とも来ちゃったが)ことがどれほど幸せなことかは前々から分かっていたが、それが二紙になると、その幸せ感がほぼ純粋に2倍になることを知った、というニュアンスだ。毎日それなりの時間を割いて、新聞を最低でもふたつくらい読むことを許す生き方が望ましいなあ、とも思う。

読んでるのは『東京』と『朝日』で、膝を打つ記事が多いのは『東京』、一方、切り抜きたい記事が多いのは『朝日』。こうなると、明らかに不愉快な新聞もひとつくらい取ってみたくなる(オレは一日おきに爪を切るし、散髪もスキカル使って自分でやるので)。
毎月、一番嫌いな日は新聞休刊日だ。二紙取ると痛感するんだけど、新聞休刊日まで横並びにしなくていいだろうよ、日本人。

今朝の一面は、そりゃ本田だろうね。個人的には、(何度も書いててしつこいけど)日本代表で一番好きなの圧倒的に遠藤選手だけどね。

ワールド・カップをその最たるものとして、国際試合というのはイコール、“ナショナル・チームの概念”なので、日本チームに日の丸と君が代はついてまわる。オレは、そのどちらも好きじゃないが、好きな人を否定する権利もないし、顔に描く人を頭おかしいとも思わない。オレもデザインは嫌いではないが、日の丸を目にするということは、それが美しい円形であればあるだけ、そこに血塗られた赤の生臭さを嗅ぎ取り続ける努力を強いられることだという認識を持っている。オレには今もって理解できないが、もし本当に、国旗と誇りというものが結びつくのなら、誇りとはその努力のことだろうと思う。その誇りとは、日の丸を嫌う人を否定することではなく、そうした人々の気持ちを忖度することを必要要件とするものだと思う。

夜のTVニュースで、例の渋谷駅前のバカ騒ぎvsオマワリの様子見てふと気づいたことだけど、君が代って、次代を担う若者たちがこんな風にナショナル・チームを讃える“美しい”場面で歌えない国歌なんだよね。大歓びでスクランブル交差点をスキップしながら君が代を歌ってる若者、見たことないでしょ(笑)。もしオレが君が代で好もしいところをがんばって探すとしたら、国威の発揚とか、高揚感とか、そういうアッパーさと縁遠いその曲調だね。ま、闘いの前に歌うのにも向かないわけだけど。

さて、遺伝子組み換え作物問題、モンサント問題がいよいよたいへんなことになってきた。
オレゴン州の例の問題に関して:

米農務省は29日、オレゴン州の農家の畑で、政府が承認していない遺伝子組み換え小麦が見つかったと発表した。同省は「事態を深刻に受け止めている」として、本格調査に乗り出した。事態を受けて農林水産省は30日、同州で生産された小麦を、政府の買い入れ入札から当面外すことを決めた。
(中略)
日本は主に家畜のえさや食用油の原料として、特定の除草剤に強い遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシを輸入している。今回の遺伝子組み換え小麦はこれらと同じ種類のもので、食べても安全だが、小麦は日本が輸入を認めている8作物には入っていない。(後略) 
(毎日jp)※太字はオレ
この記事自体が相当に怖い。
つまり〈アメリカ政府が承認〉したモンサントの食物“兵器”は流通させて問題ない、という話なのである。そして毎日新聞も〈食べても安全〉だと断言している
こんな断言、していいの? スキャンダルだろ!? これ。

6月8日に公開される
ジャン=ポール・ジョー監督の『世界が食べられなくなる日』を観た。

映画『世界が食べられなくなる日』
日本政府の連中や、霞が関の遺伝子組み換え作物、および原発関連の当事者は、この映画を観ないだろう。もし観たとしたら、観たことを絶対口外しないだろう。すなわち、この映画は、我々平民が自分の命を守るために、絶対に見るべき作品なのだ。

参議院選挙が大切だと思っている人は、必ず選挙前に観た方がいい。なるべく健康で、死ぬまでに1大会でも多くワールド・カップを観たいと思うなら、どこに投票してはダメか、ハチ公前でスキップしてる連中こそ知っておくべきだろう。
オレはこの映画を観てる最中に2回泣いた。

さて、『あまちゃん』見っか。

3.08.2013

《Actipedia(アクティペディア)》始動!

《Actipedia(アクティペディア)》、すなわち、アクティヴィズム(直接行動主義)用の百科事典(encyclopedia)。

〈wiki〉システムを使用して、インターネット上のウェブペイジに誰でも書き込め、訂正できる《Wikipedia》が作られたように、その項目をアクティヴィズムに特化した《アクティヴィズム百科事典》だ。


(収録される事項の、カテゴリー分類⇩)



世界的に有名なイタズラ・アクティヴィストの王様で、日本でも特に松嶋×町山 未公開映画を観るTVのファンには“お笑いテロリスト”としておなじみ、またコンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアルでも彼らの作ったニセ新聞の話などを紹介している〈 The Yes Men 〉が運営するアクティヴィズムの戦略研究所《 The Yes Lab 》と、ニュー・ヨークの《センター・フォー・アーティスティック・アクティヴィズム(Center for Artistic Activism 》が共同で準備してきたものだ。

この専門事典が一般公開されるやいなや、世界中から、これまでに実施されたアクション、あるいは開始され継続しているアクションに関して、既にどんどん書き込み(=事典に項目が追加)されている。

これは実に素晴らしいアイディアであり、ランダムに見ていくだけで実に楽しく、勇気が出る。みんな、こんな専門事典を待っていたのだ! 世界中で人間はいろいろなことに苦しめられており、それに抵抗するために、いろいろな策を講じて実践している。それまとめた事典を“楽しい”と形容するのは多少問題があるが、でも、この事典が示す世の中は、これまでより間違いなく楽しい。

もちろん中には“支配者”の理不尽に怒りを覚えるものもあるし、見た瞬間に胸が締めつけられ、涙が出てくる項目もある。
たとえば、これは1991年にエイズで大切なパートナーを失ったアーティストが、ニュー・ヨーク市内の20箇所超のビルボード(大型野外広告ボード)に、こんなベッドの写真を掲げて市民にメッセージを送った、というアクションを記した項目だ。
厚生労働省のHIVへの注意喚起対策も必要には違いないが、こうした写真(アーティヴィズムの手法)に、学者と役人の作った文言よりも遙かに直裁的で雄弁なパワーが(それが全能ではないにせよ、意識喚起のためには実に有効なパワーが)あることを否定する人は少ないだろう。

一方で、この“百科事典”の中には本当に笑っちゃうようなアイディアもあるし、こんなんで効果あるのかね、というようなものもある。どこまで本気か、ふざけているのか分からなくても、そういうおかしな、ときに荒唐無稽なアクションが笑い話として広まることで、みんながその背景に横たわっている〈抑圧/被抑圧〉の構造を認識することに繋がる効果を狙っていたりするのだ。

この最新のウェブ専門事典《Actipedia(アクティペディア)》のモットーは、彼らが今回発表した声明文の中から抜き出すなら:

《To change the world we've got to learn from each other.(世界を変えるためには、お互いに学ばなくちゃならない)》

ということになるだろう。

ぼくが先日翻訳出版した『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』は、この《Actipedia(アクティペディア)》と全く同じフィロソフィーを持っている本なので、当然トピックの重複も出てくる。

その『コンバ』の刊行と《Actipedia(アクティペディア)》のスタート時期が同時になったのも偶然ではない。どう見たって、これからの世の中、そっちの考え/方法論/生き方に重きを置くようにならないといけないのだ。

そうでなかったら、いつまでたっても我々は、やられっぱなしのままである。

〈権力にオマエの人生を献上すること、それが幸せというものだ・・・〉という催眠術にかかったまま、そのうち、彼らの望み通り、蒙昧の闇に永眠するのだ。

2.13.2013

『コンバ』に出てくるワード集

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ、全目次はこちら

今日は、本書(解説、あとがき含む)に出てくるワード・人名から主要なものをご紹介します。

▶▶▶オキュパイ We are the 99% アノニマス プッシー・ライオット(フェミニスト・パンク・ロック) ステファン・エセル『怒れ! 憤れ!』 ハクティヴィズム(ハッキング) ガイ・フォークス アンチAD クラウン・アーミー Think globally, Act Locally アクティヴィズム(直接行動主義) アーティヴィズム グリーン・ゲリラ カウンター・カルチャー ウィリアム・S・バロウズ バトル・イン・シアトル(バトル・オヴ・シアトル 1999) アルテルモンディアリスム(オルターグローバリゼイション) 養蜂革命 国境なき大麻 ピエール・ベルジェ 市民的不服従(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー) パレオ・ダイエット 温室効果ガス 破格語法 アルテュール・ランボー COP15(コペンハーゲン・サミット) ネオフェミニスト 核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング) バラク・オバマ ジョセフ・ロートブラット バートランド・ラッセル 行動か、さもなくば死か レミ・ガイヤール バイコット(Buycotte) コンシュマクター フラッシュ・モブ ボイコットBP グリーンピース(Greenpeace) テイト美術館を解放せよ(Liberate Tate) (エコロギーク)エレクトロニクス・ガイド 任天堂 東芝 ソニー エコ・バッテリー ソウシャル・コリオグラフィー レディー・ガガ・デモ LGBTプライド運動 リップダブ ネット市民権 AVAAZ.org カーボン・オフセット ANA(全日空) バイオ燃料 レジスタンス シャルル・ドゥ・ゴール主義 連帯キセル iPhoneアプリ タックス・ヘイヴン 新自由主義 バンクシークレッツ(www.banksecrets.eu/) 城南信用金庫 Move Your Money 舞踏テロ サンドラ・アブアヴ ヴァンサン・セスペデス IKEA 野宿者 エイズ ジェネリック医薬品 海賊党 ジミー・チュウ スシ・セレクター プレゼント免除証明書 空気浄化植物 アドバスターズ(広告破壊者集団) 無買デー(Buy Nothing Day) シテュアシオニスト ギー・ドゥボール ポップ・ダウン・プロジェクト トランスジェンダー的実存主義 アクト・アップ! 死の見本市(Salon de la mort) リソメイション イスラム教ファトワー 授乳アクション カーボン・フットプリント 反GMO(遺伝子組み換え生物) モンサント オレンジの半分 ニセ新聞 イエス・メン(The Yes Men) 強制国外退去 国境なき教育ネットワーク Porn for the Blind 昆虫食 キス=イン M.I.E.L.(性的衝動に関するエコロジーのための国際運動) ヴィルヘルム・ライヒ ベス・ディットー(ゴシップ) グリーン・カード 連帯貯蓄 ストップ・ショッピング教会 DIY ハッカースペイス バイク・ブロック ブラック・ブロック テリー・ギリアム(モンティー・パイソン) シュピール・グート グラスフェミー ダンプスター・ディップ 心理地理学 ドク・ジネコ グローバル・オーガズム・フォー・ピース  World Water Day グルーチョ・マルクス 緑の党 ダニエル・コーン=ベンディット ジョゼ・ボヴェ ドライ・トイレ グリーン・ウェディング・プランナー パクス(PACS フランス婚) ビオナニスト エコセックストイ SMSメッセージ ブーブクウェイク(おっぱい地震) バンクシー スペイス・インヴェイダー ゼウス リヴァース・グラフィティー(グリーン・グラフィティー) ポール “ムース” カーティス ケルヒャー グリーン・ヴァンダリズム イケア・ハッカーズ ルパンタンス 鈴木杏里 アルジェリア戦争 ルワンダ・ジェノサイド フランサフリック フェア・トレイド セクシャル療法 Park (ing) Day 性のアシスタント ロックコーア・プロジェクト ダヴィッド・ゲッタ ヤニック・ノア 電動アシスト自転車 自転車共用サーヴィス リサイクリング リサイクル・バンク 分別ポリス オリヴィエ・ブザンスノ(反資本主義新党) カルフール ユロ(尿)・エコロ フリーガン(Freegan) 週一菜食主義 ミートアウト・デイ ポール・マッカートニー 国際連帯休暇 国境なき発展 アレヴァ(アレバ) 球根テロ ゲリラ・ガーデニング エコロ=ブラックアウト ネオン団 トマ・サンコマ ルベン・ウム・ニョベ ガンベッタ ルイーズ・ミシェル 自転車裸族(サイクロヌーディスタ) ワールド・ネイキッド・バイク・ライド 国民アイデンティティー ブラック・ブラン・ブール 富士山 スティーヴン・チュー マイクロ=アクティヴィズム プラシーボ エドワード・アビー 爆破/モンキーレンチギャング サボタージュ エコ=アクティヴィズム 監禁用特製サヴァイヴァル・キット リーマン・ショック アラン・マンク マイクロ=シエスタ スロウ・カルチャー スロウ・ブック うんち紙(poopaper) 下水熱 親切の日 セロトニン アメリ オーディオ=エコロジスト ソイレント・グリーン エコロ=ジック(エコ音楽)・ムーヴメント レディオヘッド エスカ・ヨーン(アスガー・ヨルン) グラスゴウ・アナキスト・サマー・スクール スリー・サイデッド・フットボール ジネディーヌ・ジダヌ ロカヴォア フード・マイルズ(フード・マイレージ) ゼロ・eメイル・フライデイ アンプラギング・デイ 持続可能な開発(SD サステイナブル・ディヴェロップメント) ヴェオサーチ CO2スタッツ グリーンバード ナイキジャパン 宮下公園 スウェットショップ ナイキ・ブランケット・ペティション セキュリティー・チェック・ポルノ ネイキッド・エアー END:CIV etc.
  

2.05.2013

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ(正式告知)

■『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』(通称『コンバ』)、主要書店やネット書店におおむね行き渡りました(と、思います)。
(もちろん、注文して下さっていない書店さんには入荷しませんが……“わけ分かんない本だから様子見”、ってことでオーダーを保留にしているお店も結構あるみたいです・笑)


★『コンバ』を現時点で取り扱って下さっている書店等一覧。
(随時更新中。お近くの書店に現在取り扱いがない場合でも、ご注文いただければほどなく届きます) 


確かに、だれの目にもひと目で何の本か分かる本ではありません。現物を見た書店さんがどの〈ジャンル〉の本として扱うかも、そのお店によって違っているようです。
たとえばネット上で分かるネット書店の扱いを見ても・・・

《丸善&ジュンク堂書店》では〈政治評論

《紀伊国屋書店BookWeb》はジャンル名としては明記なし(NDC分類で〈社会思想〉)

《honto ネットストア》では〈社会・時事・政治・行政

《TSUTAYAオンラインショッピング》では〈エッセイ・随筆

《ブックサービス》では〈教育・社会

《セブンネット通販》では〈サブカルチャー

《Honya Club》では〈ノンフィクション・エッセイ・コラム

《楽天ブックス》では〈社会科学全般

《Amazon.co.jp》では〈外国のエッセー・随筆

《e-hon》では〈サブカルチャー

《エルパカBOOKS》では〈社会・政治

《ヨドバシ.com》では〈エッセイ・コラム(海外)

といった具合です。ですからリアル書店でも、お店によって〈棚〉は上記の範囲内でまちまちかもしれません。


著者はこの人:
彼女は81.3 J-WAVE 《Sounds & Cities》でも、パリ代表としておなじみでした。

彼女マティルド・セレルは、

パリのFMステイション Radio Nova :

の、平日午前中の担当のジャーナリスト/パーソナリティーで、毎朝10時ちょうどに放送していた2〜3分の人気コーナーが《Combat/コンバ》。インターネットや最新テクノロジーを用いた、新しい21世紀型の社会運動や個人的なアクションのトレンドを世界中から集めて放送するもので、その放送の抜粋が本書・・・要するに、「この世の中、ムカつく」から「何とかしたい/何かやりたい」けど、どっかの党の党員になるとか、デモに行くとか、組合運動をするとか、政治的な集会に参加する、とかいった従来型の社会運動には興味が湧かないよ・・・っていう世界中の(主に若い)人たちが、実際に実践しているアクションを紹介するものです。

ひとりで、自宅で、ネット上のワン・クリックで、iPhoneアプリを使って、身近な地域で、あるいは仲間同志で、市民グループ(アソシエイション)と手を組んで、など、いろいろな生活圏内の範囲で実践可能な、よりよい世の中のためのアクションと新しいライフスタイルを提案している、88篇のサジェスチョン集。

この原書を買って読んだらあまりに面白かったので、自分で訳しました。そして人名とか組織名、それぞれのトピックに関係した各国の社会的背景などについては、可能な限り(日本の状況と比べてかなり特異な話題に関しては、ことさら掘り下げた)解説をつけました(でも、日本の話題もいくつか出てきますよ)。

本文目次は以下の通り。
日本の新聞やTVでは報じられない内容が大半ですので、現在の世の中を知るためのトリヴィア的に読んでも面白いと思います。

ミツバチを養子にしよう
大麻の物資援助システムに協力しよう
パレオ式にたらふく食べよう
ヴォキャブラリーを“破格語法”化しよう
フランスにひげを生やそう
核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング)をしよう
エスカレイターを嫌おう
バイコットしよう
《BP》を批判したおそう
バッテリーを交換しよう
声明や要求事項を振り付けにしよう
大義のためにクリックしよう
あなたのVOL(ヴォル)の埋め合わせをしよう
巡礼・○○詣でに反対しよう
連帯キセルをしよう
銀行をビシビシ締め上げよう
カミカゼ・ダンサーになろう
人道的な海賊行為を擁護しよう
“分別あるスシ”で昼食をとろう
あなたのプレゼントを非物質化しよう
オフィスの汚染を除去しよう
広告の公共空間への侵略に抗おう
トランスジェンダー的実存主義者になろう
この世からきれいに消えよう
お乳をあげよう
グリーンなナンパをしよう
ニセ新聞を発行しよう
強制国外退去を阻止しよう
目の不自由な人たちのためにXを録音しよう
食虫性になろう
キス=インの練習をしよう
有毛の抵抗に突入しよう
エコ(年)賀状を送ろう
連帯貯蓄をしよう
あなたの消費主義を悪魔払いしよう
あなた自身でやろう
クリスマスに、無防備な子供を守ろう
グラスフェミーしよう
雇用センターを人間的な機関にしよう
心理地理学(サイコジオグラフィー)の基礎を学ぼう
直属の上司をののしろう
グローバルにイこう!
何人かで洗おう
グリーンな結婚をしよう
ビオナニストなマスターベイションをしよう
フリーなセディーユのために闘おう
あなたの乳房を見せよう
新種のグラフィティを“描こう”
イケア(IKEA)をヤッちゃおう
罪を悔いるために、あなたの体を差し出そう
エコな酔っぱらい方を選ぼう
セクシャル療法を最適化しよう
PARK(ing) Dayをオーガナイズしよう
“性の助手(セクシュアル・アシスタント)”になろう
コンサートのチケット代をヴォランティア活動でまかなおう
電動で漕ごう
ゴミ箱の重さを量ろう
スーパーマーケットの店内でピック=ニックしよう
地球のことを思っておしっこしよう
ゴミ箱に潜ろう
週一菜食主義を実践しよう
国際連帯休暇を取ろう
球根テロを企てよう
CO2の節制に、宗教上の節制を活用しよう
星たちを再び輝かせよう
通りの名前を変えよう
サイクロヌーディスタ(自転車裸族)に加わろう
あなたのショッピング・カートを“GMO(遺伝子組み換え作物)フリー”な商品で満たそう
共和国(フランス)を修繕しよう
山頂を塗り直そう
あなたのキーボードで反乱を起こそう
フライド・ポテト(フリット)で走ろう
あなたの犬を“犠牲”にしよう
社長を監禁しよう
職場で昼寝しよう
スロウ・カルチャーにしよう
茶色の“砂金採取”を支援しよう
親切になろう!
静寂をストックしよう
エコロ=ジック・ムーヴメントをフォロウしよう
別のサッカーをサポートしよう
山羊で刈ろう
自分をロカヴォアに変えよう
アンプラグしよう
携帯電話の価値を上げよう
あなたのネット・サーフィンを緑色にしよう
グリーンバードの群れで飛ぼう
素っ裸で旅しよう

・・・興味のある方は、ぜひ、お読み下さい。

長くなったので、今日はこのへんで。類書のない(だから本屋さんが扱いに困っている・笑)本なので、もう少し説明した方がいいこともありそうですから、また、そのうち追加で宣伝します。

お読みになった方の感想ツイートを見つけたら、
でもリツイートします。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。

※追記(02.13)

『コンバ』に出てくるワード集はこちら。

11.08.2012

大麻で気晴らし、していい

先日のエントリーでアムステルダム市の話(や、プラハの噂)をしたけど、11/06(火)には、アメリカのコロラド州、ワシントン州の2州が、住民投票により、アメリカ合衆国で初の〈大麻をレクリエイション(=気晴らし、娯楽)のために使用してよい〉州となった。

(11/07『ル・モンド』)


アメリカでは多くの州で〈医療目的の大麻使用〉が許可されてきたが、嗜好品としても使っていいこともようやく認められたことになる。

先日、〈大麻を規制すること自体が基本的にナンセンスだという考え方はほぼ欧州全体に(政治的に!)大なり小なり浸透している。〉と書いた矢先、その傾向は合衆国でも形になって現れ始めたわけだ。

社民も共産も、当然(というか、どこより先に)“みどり”も、この傾向に続けば票が大量にもらえる予測は立ってるはずなのに、なんで言わないんだろうね。
そりゃ、ひどく濫用すれば危険性はあるだろうさ。だけど、酒、煙草、ギャンブルなんかの嗜好品や娯楽と同じ種の自己責任を求めることを条件に一定の寛容さを示す、という政治的対応が必要なものなんですよ、大麻は。そういうこと、頭では分かってるんでしょうに。


ところで、上の報道の写真、『朝日新聞』から拝借しようと思ったんだけど、

14 時間前 - 【ロサンゼルス=藤えりか】コロラド州とワシントン州で、嗜好(しこう)品としての大麻 合法化の是非を問う住民投票があり、賛成多数で可決された。医療目的での使用は複数の州で認められているが、嗜好品では初。
このページに 4 回アクセスしています。前回のアクセス: 12/11/08

今朝から何度アクセスしても、一切このペイジがロードできないのよ。
み~んな見てんのかね・笑。

追記・おー、やっと繋がった。でも(きっと敢えて)写真使わないんだね。メディアとしてつまんないぜ、そういうの。


朝日新聞デジタル>国際>北米>記事    
2012年11月7日18時44分

大麻合法化、嗜好品で初 米コロラド州・ワシントン州


【ロサンゼルス=藤えりか】コロラド州とワシントン州で、嗜好(しこう)品としての大麻合法化の是非を問う住民投票があり、賛成多数で可決された。医療目的での使用は複数の州で認められているが、嗜好品では初。ただ、州法に優先する米連邦法は大麻をすべて禁じており、連邦レベルでは引き続き取り締まりの対象だ。
 両州ともそれぞれ州法では1オンス(約28グラム)の大麻について、21歳以上なら所持または使用が認められる。大麻取引は課税対象となるため、地元の自治体財政は潤う見通しだ。これまで不法取引に暗躍してきたメキシコの麻薬組織への打撃にもなるとの見方もある。米メディアによると、ヒッケンルーパー・コロラド州知事や地元の観光当局などは「イメージを損なう」と反対していた。

8.20.2012

過去にアバズレだった女性はたいてい歳を取ると講釈を垂れたがるものだ

ロシア政府による彼女たちへの弾圧に対し、このところマドンナ、ポール・マッカートニーだけでなく、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビョークその他、世界中の大物ミュージシャンが続々とプッシー・ライオットをサポートするコメントを発表してきた。


そのマドンナにいたっては、「同性愛をプロモートするような表現や活動には罰金が課される」というサンクト=ペテルブルク市で新しく施行された禁止令に真正面から異を唱え、先日のモスクワ公演で同性愛者の人権擁護の発言を重ねたことから、アンチ・ゲイ団体から1千万ドルの罰金を求める訴訟を起こされた。
ロシアの副首相ロゴジンは、ツイッターで「過去にアバズレだった女性はたいてい歳を取ると講釈を垂れたがるものだ」とコメントしたという。この発言は、ロシア政府の体質、ものの考え方、品位をものの見事に表わしている気がする。

加えて、これまた信じがたいことに、モスクワ市議会はLGBTプライド・マーチを今後100年間禁止するという旨の決定をし、ロシアの最高裁はそれを追認したのだ。
この最近の、大国ロシアの3つのトチ狂った大事件に対して、大統領プーチン宛ての抗議署名運動が始まった。
現時点で集まっている署名数はまだ1万ほどだが、主催団体〈ALL OUT〉が目指す5万署名はほどなくクリアーするだろう。でも大国ロシアの、この時代遅れで野蛮な人権侵害に対して世界中がどれだけハードに抗議するかというのは、ロシア以外の各国政府に対するプレッシャーにもなり得る。自分の国でも同様の人権弾圧法案を通そうとすれば、これと同じように世界中から非難されることを知るからだ。

このインターネット時代には、世界をそのように包括的に監視し合うのが、そしてその監視と抗議の方法を洗練させていくのが、有効な新しい市民レヴェルのポリティクスだろう。
下記リンクをクリックして、みなさん是非その実践を!


8.18.2012

プッシー・ライオットを支持します

■実刑!? 世界は黙っていないだろう。ロックとジーンズの流入からソヴィエト連邦の崩壊が始まった記憶から、あの国はロックの怖さを知っている。逆に言えば、日本と違ってロックが“正しく”機能している国とも言えるが、それにしても、こんな判決を放っておいてはいけない。

ロシア女性バンドに禁錮2年=「反プーチン」で異例の実刑

時事通信 8月17日(金)21時32分配信

【モスクワ時事】プーチン大統領が当選した3月のロシア大統領選前に教会で反政権ソングを演奏し、逮捕・起訴された女性パンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー3人に対し、モスクワの裁判所は17日、禁錮2年(求刑禁錮3年)の実刑判決を言い渡した。過去の屋外パフォーマンスは微罪で罰金刑だったが、異例の実刑となった。
 3人は「マリア様、プーチンを追い出して」と歌い、モスクワの救世主キリスト教会を冒涜(ぼうとく)したとしてフーリガン(暴徒)罪に問われた。裁判官は「宗教的な憎悪と敵意に基づく行為」と非難。昨年12月の下院選不正疑惑を機に始まった一連の反政権運動に対する最も重い刑事罰となる。
 プーチン氏に近いロシア正教会のキリル総主教を激怒させたことが、裁判に影響しているとされる。メンバー側は「道徳的な過ちがあった」と反省の弁を述べつつも、「市民の政治活動を制限する抑圧キャンペーンだ」と政権側を批判し、無罪を訴えた。
 3人の裁判をめぐっては、脱税事件で投獄された元石油大手ユコス社長ホドルコフスキー氏以来の「政治弾圧」とも指摘され、国際人権団体が釈放を要求。米歌手マドンナさんや元ビートルズのポール・マッカートニーさんも支援を表明した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120817-00000088-jij-int

「マリア様、プーチンを追い出して」



08月17日 ロンドン Reuters/NEIL HALL




5.10.2012

All love is equal.

■本来、こんな問題を西暦2000年代まで引きずっていること自体が人間の主体性の欠如を示しているわけだが……(つまり“神聖な権力”に人間の存在を丸ごと委ねてきたってことね)。

《オバマ大統領、同性婚支持を表明》





オバマのこの発言を支持したい、という人の署名は、おなじみ《AllOut》で。


4.12.2012

何故《パタゴニア》を着るか・その2

■昨年末にブログで書いたことを、昨日も再度テクストにつけ足そうと思っていて書き忘れました。

《パタゴニア》という会社は、こういうことをはっきり言うところもいい。我々は出来るだけいいものを作るつもりだが、本当に必要でなければ買わないでくれ、と。

〈2011年12月26日付けエントリー〉


今夜はこれからDCPRG『SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA』リリース・パーティー@新木場スタジオコーストに行ってきます。
キラー・スメルズ、シミラボ、ジャズ・ドミュニュスターズも結集! 当日券は18時から買えるそう。
http://www.universal-music.co.jp/jazz/j_jazz/kikuchi_naruyoshi/


新宿ロフトではジェロニモレーベルの新作『ネガティブ』のリリース・パーティー。

4.11.2012

何故《パタゴニア》を着るか

■『創世記』当初の状況に立ち戻り、本当は服など着ないで過ごせたら一番よいのだが、そうもいかないので・・・死ぬまで毎日何を着るか? は、必然的に人生の一大事である。

先週渋谷のイヴェントでも、それに関してちょっとしゃべった必見ドキュメンタリー映画『END : CIV』は、一部環境保護団体と“エコ企業”の偽善性をこき下ろしている。両者は結託し、〈地球にやさしい……〉の呪文で消費者を催眠にかけ、「エコでロハスでソトコトなワタシ……」に自分でうっとりし続けるための商品をガンガンに売り続けて儲ける。つまり〈地球〉だろうが〈自然〉だろうが何だって金づるにして、どうしたって大なり小なり自然破壊に繋がる製品を、これを買えば自然が守れるかのような錯覚を与えながら、作り続け、売り続けていく連中のやり方を批判している。

ぼくは《パタゴニア》だってそのそしりを完全にかわせる会社だとは思わないし、そもそもこの会社の作るものが大好きで着ているというよりも、環境問題やスウェットショップ問題を気にし始めて以降、何か着るものを買う際には、世のファッション・ジャーナリストのお褒めの言葉を気にするよりも遥かに、世界の人権保護団体から糾弾される企業名に注意するようになった結果として、相対的に、このブランドに一定の信頼を置くようになっただけだ。

ぼくは《パタゴニア》のすべてを知っているわけでは当然ないし、この企業が語ることを100%信じる確証だって持ってはいないが、しかし、すべての服飾メイカーが直面している環境と工場労働者の人権に関する問題を自ら進んで説明し(それは消費者に対する啓蒙である)、それぞれに対する考え方や取り組み方を(ここまで)つまびらかにする態度は、それ自体でかなり希有な社会運動体を為すものであって、そこだけでもこのブランドには価値があると考えている。
原稿を書いたり、仕事の調べものをする際に服飾メイカーのホームペイジを見ることがたまにあるが、世の服飾メイカーは、〈利潤の追求と、自然や人間に対する配慮の両立〉というポイントにおいて、“パタゴニアのやり方を意識している会社”と、“パタゴニアのやり方について知らないふりをしている会社”とに大別できるのではないか、とさえ感じる。そのくらい、《パタゴニア》はこの業界の中で、ひとつのあるべき基準を身をもって提示していると思う。

もちろん捕鯨する人やクジラを食べる人にとっては、《パタゴニア》がシー・シェパードの支援企業だったことが分かって、この企業に怒りの矛先を向けたわけだし、シー・シェパードについてはイルカ問題(映画『ザ・コーヴ』)もあった。が、捕鯨やイルカ漁の是非に対する考え方も、一体、獲る方とそれを止める方のどっちの行為がより暴力的なのか? という問いについても、(『END : CIV』が物議を醸すこと自体で証明されている通り、)意見はことを見る立場によって対立する。生物学的問題と、倫理の問題を併慮したぼく自身の考えが今もまとまっていないのでここで自分の意見は書けないが、少なくとも《パタゴニア》が企業としての考え方を声明(http://goo.gl/hHHlR 〈5.4.2 シーシェパードとの関係〉の項参照)として発表したことが、ぼくにはこのメイカー・ボイコットの理由にはならない。いち企業が、現状では意見が対立して当然だと思われる問題の片方に与したことが批判の対象になるのなら、もっと人道的に問題があることが明白なスウェットショップ問題、イスラエル政府支援問題、フェアトレード軽視問題に関して長らく俎上に上ってきた《ナイキ》や《マクドナルド》、《スターバックス》の店内からはひとりもお客さんがいなくなっているはずだろう。さらには、着るものに関わらず、大手企業の製品など何ひとつ買えない状況になり、こっちの生活がままならない状態にすらなるだろう。

***

修理に出していた《パタゴニア》のジャケットが先日宅急便で戻ってきた。社員がサーフィンするためだろう、同社の日本支社は鎌倉にあり、〈リペアサービス〉のセクションも同所にあるのだが、修理が遅れていることの詫びや、修理の担当者が現物を見たあとの所見を元にした修理方法の再提案などで、窓口になっている渋谷の直営店から4回ほど電話連絡がきた。ぼくの場合の修理は無料でやってくれる範疇のものだったが、タダにも関わらず随分と丁寧な対応の末に鎌倉から直送されてきた宅急便の袋がこれだった。



鎌倉のお菓子屋さんの袋である。袋は、はがさなくても再生紙原料としてリサイクル可能なガムテープで封がしてある。

《パタゴニア》のお店で買い物をしたことがない人は知らないだろうけれど、あそこには通常のブティックのように、ロゴがデカデカ入った(帰路、企業宣伝を請け負わなくてはならない仕組みの)商品を入れるバッグがない。それはすぐにゴミとなる無駄なもの、という考えから、買った商品は基本的に裸で手渡される(買い物時にそれを入れるバッグ、カバンなどを持っていない人のために、100%再生原料の持ち帰り袋が現在100円のデポジット制で用意されている)。

そんなこの“一流ブランド”は、〈リペアサービス〉から戻ってくる荷物の袋も廃物利用なのだった。うーん、ここまで徹底しているとは。

……あのさあ、そういう小技も戦略なんであって、オマエ、騙されてるんだよ、と助言してくれる人もいるだろう。強硬なアンチ・パタゴニア派の人がいることも知っている。もう一度書くが、ぼくは《パタゴニア》が大好きで着ているというわけでもない。そもそも着るものに対してさして興味がないのだが、何かを着なくてはならないなら、なるべく地球を汚さず、精神的にも気持ち悪くないものを着たい。で、少々高価だけれど、機能もよく、サーヴィスもよく、企業ポリシーに賛同でき、それが明快で筋が通っており、これまで接した従業員がみんな感じがよく、身近で買えるものとして、事実上かなり消去法的に《パタゴニア》リピーターになっているのであって(といっても買い物するのは何年かに1度に過ぎないが)、このブランドをファナティックに愛好しているのとは違う。
アメリカでの価格より日本での売価は随分高かったりするそうだし(日本の店舗家賃とか人件費などのコストのせいか?)、《パタゴニア》なんかやめろ、アンタみたいな人にはこれよりもっといいブランドがあるよ、という方は、この画面右〈詳細プロフィールを表示〉内の〈メール〉よりメイルにてご教授下さい。よろしくお願いします。

長々書いたけど、いずれにしても、社長が世界の長者番付の何位に入ったとか、まだまだ成長し続けます、などと荒くした鼻息だとか、どこそこに派手に出店するとかで話題になる会社よりも、こういう捕鯨問題や、鎌倉の和菓子屋の袋や、ガムテープやデポジット制の持ち帰り袋のことで“ものごと”を考えさせる会社の方が、ずっと話題にする意味・価値があると思うんだよね。そこに賛否があることも含めて。

つーか、実は今ひとつ《パタゴニア》で欲しいヤツがあるんだけど……高くて買えねえな……。

4.05.2012

《フェイスブック》が “第三の性” に優しくない、という話

(クリックで拡大します)


■この〈"third gender" identities〉という表現が適切なのかどうかは分からない。でも、複数形にはなっているし、そこに該当する人たちが、この表現で気を悪くしないなら、これでいいのだろう。

一部の国で、「男」にも「女」にもフィットしない人のために、第三の性別を〈legal ID cards〉上の記載として認めている。この署名運動は、《フェイスブック》が目下それに対応する意志がないことに対して抗議しよう、というものだ。

なにも目下そんな意志がないのは《フェイスブック》だけではないだろうが、それが世界最大のSNSネットワークである以上、合法的に第三の性別としてのIDを得ている人たちが直面しているこの性別に関する人権問題に世界中の世論の注目を集めるためには、《フェイスブック》を相手にすること以上に効果的な戦略は今のところないだろう。

ぼくは《フェイスブック》も当然“第三の性別”の存在を認めるべきだと思うので署名した。実名できちんとIDの確証を表明できる人のみが参加できることになっているSNS《フェイスブック》の理念として、ならば、ふたつしかない性別のどちらにもアイデンティファイできない人たちの、そのアイデンティファイできないという事実こそ、そうした人たちのIDの根幹を為す要素だからだ。

この問題に注目したい、あるいは自分も署名したい、という方はこちらを:

9.24.2011

緊急! この問題に関心を!

「パレスチナの平和を考える会」からの〈緊急 !! 48時間署名〉の呼びかけが届きました。
ぼくはこの要請文に賛同しましたが、一人でも多くの人に関心を持って欲しいと思います。


みなさんの記憶にも新しいと思いますが、無印良品(良品計画社)は、市民の抗議を受けてイスラエルへの出店を見送り、企業としてその健全な判断力を示した(と言っていい)と思います。
この会社にも、ことの重大さを認識して欲しいと思います。

この惑星を重苦しく包み込んでいる問題の最大の根っこがそこにあるのではないですか? 人の恨みを買ってお金を稼ぐことは、全然気持ちのいいことではないと思うのですが・・・。

****以下転載****

「パレスチナの平和を考える会」は、ヨルダン渓谷のイスラエル軍事占領の実態を一貫して報告・連帯し、最近はイスラエル・ボイコットにかんして、STOP無印良品キャンペーンで無印良品のイスラエル出店を阻止し、サンリオ・ハローキティのイスラエル進出に反対キャンペーンを実施している団体です。ご協力をお願いします。


【転送・転載大歓迎!】

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★☆ 緊急!! 48時間署名 ☆★

パレスチナ人の自決権を破壊する占領企業への投資に「NO」の声を!

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イスラエル経済紙「グローブズ」の報道によると、株式会社クラシックという切花輸入会社が、違法入植地ビジネスに手を染めてきたアグレスコ社を他のイスラエル企業と共同で買収しようとしています。 

パレスチナ人の自決権は、アメリカによってあらためて拒否されようとしていますが、その可能性を具体的に破壊し続けているのが、イスラエルの入植地です。

以下の要請文に賛同される方は、
palestine.forum[at]gmail.com (パレスチナの平和を考える会)まで、

(1)名前
(2)所属・肩書(○○市在住、などでも構いません)
(3)ウェブ等での公開(可・不可)
をお伝えください。団体としての署名も歓迎です。

契約が間近に迫っているということなので、925日(日)24:00には、署名受付を締め切り、会社宛にメールで送ります。

また、余裕のある方は、ぜひ直接抗議の声を届けてください: 

抗議先:株式会社クラシック(社長:西尾義彦)
 Tel: 03-3264-5558
 Fax: 03-3264-5246

英語版署名サイトもあります!(海外に広めて下さい)
Don't buy Agrexco Petition

参考:アグレスコのイギリス支社前での抗議行動

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要請文≫

株式会社クラシック社長 西尾義彦 様


パレスチナ占領に加担するアグレスコ社の買収を中止して下さい!


私たちは、貴社が、最近倒産したイスラエルの輸出企業アグレスコ社
の再建に際し、他のイスラエル企業と共に、その買収(8億円以上)
を計画されているとのニュースを聞き、衝撃を受けています。 

アグレスコ社は、パレスチナ被占領地の違法入植地で栽培された農作
物の輸出の60-70%を取り扱っています。同社が倒産した大きな理由
の一つは、この入植地ビジネスに抗議してヨーロッパで広範に取り組
まれたボイコット運動でした。先月には、同じくアグレスコ社の買収
を表明していたアイルランド企業が、やはり多くの市民の抗議によっ
て購入を中止しました。

イスラエル入植地は、パレスチナ人から奪った土地に造られ、パレス
チナ人の水資源を盗むことによって農業経営を成り立たせています。
入植地の農園では、生活の糧を奪われたパレスチナ人達が、児童労働
や低賃金労働といったかたちで搾取されています。このような入植地
が、国際法違反であり、「中東和平」に対する深刻な障害となってい
ることは、少しでもこの問題に関心をもつ人であれば、よく知ってい
ることです。

貴社は、アグレスコ社の買収を通じて、パレスチナ人に対する人権侵
害・アパルトヘイト犯罪に直接加担しようとしていることを認識しな
ければなりません。社会貢献を謳う企業であれば、国際法違反の入植
地ビジネスから利益を得ようとすることは倫理的にあり得ないことで
す。

私たちは、以上の認識にもとづき、以下の2点を強く要請します。 

・アグレスコ社の株式取得を行わないこと。
・イスラエル入植地で生産された切花の輸入を行わないこと。 

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以上。

6.05.2011

これでもまだ、この国、信じる?

■いや、もうとっくに信じちゃいないけど、だから、どうすりゃいいんだよ、ってところか……。

*《参議院テレビ》での、小出裕章 京都大学原子炉実験所助教の発言。


失われる土地というのは、もし現在の日本の法律を厳密に適用するなら、福島県全域といってもいいくらいの広大な土地を放棄しなければならなくなると思います。それを避けようとすれば、住民の被爆限度を引き上げるしかなくなりますけれども、そうすれば、住民たちに被爆を強制させるということになります

「(賠償額は)東京電力が何度倒産しても多分足りないだろうと思います。日本国が倒産しても多分あがないきれない程の被害が、私は、出るのだろうと思っています。本当に賠償するなら、ということです


国がやっていることは、国民を助ける努力ではなくて、賠償を少しでも少なくおさえるための努力である、としか考えられない事実が、各方面からの追求により、どんどん出続けている。


■「太平洋を越えたプルトニウムの謎」(サンデー毎日 2011年6月12日号)
米国環境保護局(EPA)が3月後半から4月初旬にかけて環太平洋岸諸州(グアム・ハワイ・カリフォルニア・アラスカなど)で検出したプルトニウム・ウランは、「過去20年間で最大値」を示していた。他にも「ハワイ州の牛乳からストロンチウムが検出される」など、米国では「異常なデータ」が見つかっている。  EPAが検出したプルトニウム・ウランのデータについて、元原子力安全委員会委員・中部大学教授の武田邦彦氏は、「福島第1原発から飛び散ったとしか考えられない。3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の可能性もある」と述べる。  また武田氏はドイツ気象庁の放射能拡散予測データにもとづき、「米国に到達したプルトニウムの100倍以上の物質が国内に飛散した可能性が高い」とも指摘する。(以上、こちらより引用 http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-53.html


■浪江町で積算73ミリシーベルト 文科省が計算ミス(東京新聞/2011年6月3日 21時42分)


「文科省は5月16日、この地点の5月11日までの積算線量は31・7ミリシーベルトと発表していたが、この日、61・1ミリシーベルトだったと訂正した。担当者は「一部で間違った計算式を使っていた」としている。浪江町内のほかの10地点でも計算ミスがあり、大幅な過小評価になっていた。


■千度以上示す核物質、3月12日に検出していた(読売新聞/2011年6月3日23時09分)


「事故発生から2か月以上たっての公表で、保安院の西山英彦審議官は「隠す意図はなかったが、国民に示すという発想がなかった。反省したい」と釈明した。」

(以上すべて、太字、オレ)

結局、バレるまでは隠す。バレたら「訂正して反省」する。正しい情報を把握してからすぐに公表するなどということは、連中、ハナからする気がない。

近くのスーパーではまだ“疑わしい地域”の野菜を平気で売っている。理由は、安全が確認されているから、とのこと。さて、みんながいい加減どうでもよくなった頃に、「一部で間違った検査方法をとっていた」という会見を役所がするようなことはないと誰が言い切れるのだろう。