ラベル libro の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル libro の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2.05.2013

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ(正式告知)

■『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』(通称『コンバ』)、主要書店やネット書店におおむね行き渡りました(と、思います)。
(もちろん、注文して下さっていない書店さんには入荷しませんが……“わけ分かんない本だから様子見”、ってことでオーダーを保留にしているお店も結構あるみたいです・笑)


★『コンバ』を現時点で取り扱って下さっている書店等一覧。
(随時更新中。お近くの書店に現在取り扱いがない場合でも、ご注文いただければほどなく届きます) 


確かに、だれの目にもひと目で何の本か分かる本ではありません。現物を見た書店さんがどの〈ジャンル〉の本として扱うかも、そのお店によって違っているようです。
たとえばネット上で分かるネット書店の扱いを見ても・・・

《丸善&ジュンク堂書店》では〈政治評論〉

《紀伊国屋書店BookWeb》はジャンル名としては明記なし(NDC分類で〈社会思想〉)

《honto ネットストア》では〈社会・時事・政治・行政〉

《TSUTAYAオンラインショッピング》では〈エッセイ・随筆〉

《ブックサービス》では〈教育・社会〉

《セブンネット通販》では〈サブカルチャー〉

《Honya Club》では〈ノンフィクション・エッセイ・コラム〉

《楽天ブックス》では〈社会科学全般〉

《Amazon.co.jp》では〈外国のエッセー・随筆〉

《e-hon》では〈サブカルチャー〉

《エルパカBOOKS》では〈社会・政治〉

《ヨドバシ.com》では〈エッセイ・コラム(海外)〉

といった具合です。ですからリアル書店でも、お店によって〈棚〉は上記の範囲内でまちまちかもしれません。


著者はこの人:
彼女は81.3 J-WAVE 《Sounds & Cities》でも、パリ代表としておなじみでした。

彼女マティルド・セレルは、

パリのFMステイション Radio Nova :

の、平日午前中の担当のジャーナリスト/パーソナリティーで、毎朝10時ちょうどに放送していた2〜3分の人気コーナーが《Combat/コンバ》。インターネットや最新テクノロジーを用いた、新しい21世紀型の社会運動や個人的なアクションのトレンドを世界中から集めて放送するもので、その放送の抜粋が本書。・・・要するに、「この世の中、ムカつく」から「何とかしたい/何かやりたい」けど、どっかの党の党員になるとか、デモに行くとか、組合運動をするとか、政治的な集会に参加する、とかいった従来型の社会運動には興味が湧かないよ・・・っていう世界中の(主に若い)人たちが、実際に実践しているアクションを紹介するものです。

ひとりで、自宅で、ネット上のワン・クリックで、iPhoneアプリを使って、身近な地域で、あるいは仲間同志で、市民グループ(アソシエイション)と手を組んで、など、いろいろな生活圏内の範囲で実践可能な、よりよい世の中のためのアクションと新しいライフスタイルを提案している、88篇のサジェスチョン集。

この原書を買って読んだらあまりに面白かったので、自分で訳しました。そして人名とか組織名、それぞれのトピックに関係した各国の社会的背景などについては、可能な限り(日本の状況と比べてかなり特異な話題に関しては、ことさら掘り下げた)解説をつけました(でも、日本の話題もいくつか出てきますよ)。

本文目次は以下の通り。
日本の新聞やTVでは報じられない内容が大半ですので、現在の世の中を知るためのトリヴィア的に読んでも面白いと思います。

ミツバチを養子にしよう
大麻の物資援助システムに協力しよう
パレオ式にたらふく食べよう
ヴォキャブラリーを“破格語法”化しよう
フランスにひげを生やそう
核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング)をしよう
エスカレイターを嫌おう
バイコットしよう
《BP》を批判したおそう
バッテリーを交換しよう
声明や要求事項を振り付けにしよう
大義のためにクリックしよう
あなたのVOL(ヴォル)の埋め合わせをしよう
巡礼・○○詣でに反対しよう
連帯キセルをしよう
銀行をビシビシ締め上げよう
カミカゼ・ダンサーになろう
人道的な海賊行為を擁護しよう
“分別あるスシ”で昼食をとろう
あなたのプレゼントを非物質化しよう
オフィスの汚染を除去しよう
広告の公共空間への侵略に抗おう
トランスジェンダー的実存主義者になろう
この世からきれいに消えよう
お乳をあげよう
グリーンなナンパをしよう
ニセ新聞を発行しよう
強制国外退去を阻止しよう
目の不自由な人たちのためにXを録音しよう
食虫性になろう
キス=インの練習をしよう
有毛の抵抗に突入しよう
エコ(年)賀状を送ろう
連帯貯蓄をしよう
あなたの消費主義を悪魔払いしよう
あなた自身でやろう
クリスマスに、無防備な子供を守ろう
グラスフェミーしよう
雇用センターを人間的な機関にしよう
心理地理学(サイコジオグラフィー)の基礎を学ぼう
直属の上司をののしろう
グローバルにイこう!
何人かで洗おう
グリーンな結婚をしよう
ビオナニストなマスターベイションをしよう
フリーなセディーユのために闘おう
あなたの乳房を見せよう
新種のグラフィティを“描こう”
イケア(IKEA)をヤッちゃおう
罪を悔いるために、あなたの体を差し出そう
エコな酔っぱらい方を選ぼう
セクシャル療法を最適化しよう
PARK(ing) Dayをオーガナイズしよう
“性の助手(セクシュアル・アシスタント)”になろう
コンサートのチケット代をヴォランティア活動でまかなおう
電動で漕ごう
ゴミ箱の重さを量ろう
スーパーマーケットの店内でピック=ニックしよう
地球のことを思っておしっこしよう
ゴミ箱に潜ろう
週一菜食主義を実践しよう
国際連帯休暇を取ろう
球根テロを企てよう
CO2の節制に、宗教上の節制を活用しよう
星たちを再び輝かせよう
通りの名前を変えよう
サイクロヌーディスタ(自転車裸族)に加わろう
あなたのショッピング・カートを“GMO(遺伝子組み換え作物)フリー”な商品で満たそう
共和国(フランス)を修繕しよう
山頂を塗り直そう
あなたのキーボードで反乱を起こそう
フライド・ポテト(フリット)で走ろう
あなたの犬を“犠牲”にしよう
社長を監禁しよう
職場で昼寝しよう
スロウ・カルチャーにしよう
茶色の“砂金採取”を支援しよう
親切になろう!
静寂をストックしよう
エコロ=ジック・ムーヴメントをフォロウしよう
別のサッカーをサポートしよう
山羊で刈ろう
自分をロカヴォアに変えよう
アンプラグしよう
携帯電話の価値を上げよう
あなたのネット・サーフィンを緑色にしよう
グリーンバードの群れで飛ぼう
素っ裸で旅しよう

・・・興味のある方は、ぜひ、お読み下さい。

長くなったので、今日はこのへんで。類書のない(だから本屋さんが扱いに困っている・笑)本なので、もう少し説明した方がいいこともありそうですから、また、そのうち追加で宣伝します。

お読みになった方の感想ツイートを見つけたら、
でもリツイートします。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。

※追記(02.13)

『コンバ』に出てくるワード集はこちら。

1.15.2013

雪の日の日記

■昨日の大雪の中、かれこれ20年来の友人で、パリから帰郷中のジャーナリスト、佐藤久理子とランチした。

場所は《農民カフェ》学芸大学店(東京都目黒区)。下北沢店には行ったことがあってとても好きな店だが、二号店が学芸大学(駅)にも出来たというので行ってみた。といってもオーナーの和気優さんはそもそもくりちゃんのお知り合いで、その関係で下北沢の《農民カフェ》を知ったのだったが。


で、このランチ・プレイトがまたおいしいんだよ。普段、脂っこいものとか刺激物がガンガンに好きなオレも、ときおりヴィーガン・レストランに行く趣味もある。動物性の味(旨味)に頼らない野菜料理は、当然その素材の滋味を味わうのと同時に、その調理法の“工夫”がごちそうだ。プレイトになっていると、素材ごとの味の違いを引き出す技とアイディアがいろいろ体験できるのがとても楽しい。

前回下北沢店で食べたランチ・プレイトはヴィーガンだったけど、学芸大学店で昨日食べたものは、ほんのちょっとだけ肉を使っていた。食べたくない人はオーダー時にそう言えば、きっとそこだけ別の一品と変えてくれるんだと思う(下北沢店でも、夜の酒場営業時には肉を使った料理も出す)が、それでも95%ヴェジなプレイト。左は付いているスープで、赤カブのボルシチ風な感じのもの(写真のヘタさのせいじゃなく、つまり本当に赤い。ほんのり甘苦い、こっくりとしたうまさ!)。

くりちゃんとの話は密談なので書けない(笑)。和気さんを交えたディスカッションも有意義だった。

で、オレは彼女にできたてホヤホヤの『コンバ』(今日明日くらいから順次書店に流れるはず)をあげたが、彼女はアンヌ・ヴィアゼムスキーの新刊『ユナネ・ステュディユーズ』と、くりちゃんの友人の写真家リシャール・デュマ(Richard Dumas)が撮ったジャン=ピエール・レオーのポートレイトをおみやげにくれた!!!


ゴダール作品(『中国女』↓『ウィークエンド』〜ジガ・ヴェルトフ集団作品)で有名な俳優で自らも映画を作り、作家でもあるアンヌ・ヴィアゼムスキーの昨年フランスで話題になった新刊は、彼女が『男性・女性』を観てゴダールにファンレターを送るところから始まって、二人が激しい恋に落ち、1967年の『中国女』に起用され、結婚に至る時期について書かれたもの。小説とはいえ、ほぼノン・フィクションに決まっている(ざっとめくっただけでもブレッソン、ロッセリーニ、ラングから、ラ・ヌーヴェル・ヴァーグ関係者の面々が実名で登場するし、もちろん68年5月革命に向かう“政治の季節”ならではのくだりとして、5月革命の重要拠点となったパリ第10大学(ナンテール)の構内でダニエル・コーン=ベンディットがヴィアゼムスキーをナンパする場面が出てきたりする!)。ダニエル・コーン=ベンディットの名前は『コンバ』にも出てくるよ(くりちゃん、ありがとう!)

なんかiPhoneを買ったら、いきなりブロガーっぽいブログを書いてみたくなった(笑)ので、実行してみました。結構楽しいな。



1.08.2013

『コンバ』、著者はこの人


イラストはこの人、原田淳子。
http://www.geocities.jp/harada_kikaku/

(写真:タケウチミホ)


装幀は『だけど、誰がディジーのトランペットをひん曲げたんだ?』に引き続いてこの人、Saori@wsra 。
https://twitter.com/wsra


12.27.2012

選挙にさえ行けば、世の中良くなるって、まさかホントに思ってる?

■『コンバ』オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル、1月のカレンダーの関係で(こんなカレンダーなら、何も慌てず6日までのんびりしよう、ということになり・笑)、オフィシャルな発売日が翌週に延びました。当初の予定通り10日前後から並び始める書店もあると思いますが、そんなカレンダーの関係で流通がどれだけスムースにいくか予測が立たないので、念には念を入れて、15日を正式なストリート・デイトにした、ということです。

みんな選挙までは選挙のことを考えますが、それも終わり、素晴らしい内閣の布陣が発表になったことだし、年が明けたら心機一転、この本を参考に、是非次のことを考えてもらえたら、と思います(フフフ)。

12.23.2012

空白の一ヶ月

■いつもこのブログを読んで下さってるみなさん、どうもありがとうございます。

ブログを一ヶ月も空白にしたことがなかったので、最近、病気か?(twitterではたまにつぶやくんですけどね)、ブログに飽きたのか?、はたまた選挙の結果で落ち込んでいるのか?(まさか)と、いろいろ心配して下さる方からの連絡などもあり、それまた感謝しています。

右のプロフィール欄にも書きましたが、この1年ずーっと作業してきた本『コンバ(Combat)』の追い込みをやっていました。本の原稿を頭からお尻まで何度も集中して読み返す作業の間に、ブログとはいえ、どうも他の原稿を書く気にもなれず・・・こんな空白を作りましたが、あと数日で全て終了なので、また戻ってきます。

てなことで、引き続き、どうぞよろしくお願いします。

10.29.2010

雑記

■明確な締め切りのある仕事、明確な締め切りがないだけにプレッシャーを自分に課している仕事が重なって、ここ数日、ほとんど家を出ていない。

昨日は行きたかったこれに行けなかった。

昨夜の朝日新聞夕刊を見たら、松本哉氏が先日韓国で入国拒否をくらった笑える話が記事になっていた。


この話は聞いていたが、自分で新聞に書くとは思わなんだ。それに、こういうオレの注目する記事はほぼいつもasahi.com/ では読めない。これ読みたい人の多くは新聞取ってないと思うから、載せておきました。
asahi.com/ で彼の名前で検索したら、先日紹介した〈なんとかフェス〉の記事はちゃんとアーカイヴされてた。カラーで読めます。

明日の晩はジャー・シャカ@代官山。多分、行けないだろう。〈Jah Shaka〉と〈代官山〉というワードが、どうにもうまくオレの頭の中で結びつかない。
しかし、この人のフライヤーはイギリスでの毎度のセッションも、日本でのヤツも本当にかっこいい。


ジャー・シャカのセッションは、彼のホーム・グラウンドであるロンドン、ホロウェイ・ロードの〈ザ・ロケット〉で何度か体験してるけど、あれが最高。また行きたい。音を浴びるということでいうと、オレの人生、ロケットでのシャカのセッション以上の経験はないなー。代官山で同じ気持ちになる自信がない。

この↑リンク先に、90年代のジャー・シャカ・セッション@The Rocket London 映像発見。音は当然現場で体感する素晴らしさを何も伝えられていないが(あの大音量がこんなカメラ機器のマイクで許容できるはずがない)、雰囲気はよく分かる。実際の場所はもちろんもっと暗いので、録画した映像を加工したものなんじゃないかと思う。朝5時のお開きの瞬間にはこんな感じに明るくなるが。

別の発見。〈Alternative Reel〉というサイトに[Literary Anarchists]という興味深いペイジを見つけた。

流石に好きな詩人や作家が多いな、と、嬉しくなったが、ジャック・ケルアックはアナキストとはちょっと違うだろう、と思うし、他にもそんな人が何人かいるが、オレは個人的に、そういう緩さをあまり程度がひどくない場合は適当に許容したいと考えるたちだ。ノーベル文学賞受賞者ジョージ・バーナード・ショウが、「普通の人間はアナキストである」などと言ったのとは別の意味で。

あのジョージ・バーナード・ショウというヤツ、オレはそのひねくれ方があまり好きではない。「16歳でアナキストにならないのは意欲の欠如であり、40歳にしてなおも“そう”であることは判断力の欠如である」とかも言いやがって、それでオレは40歳になってからそう名乗るようにしたんだった。ざまあみろ。

で、この[Literary Anarchists]というペイジで一番目を引いたのはマルカム・ラウリーの写真だ。かっぱらってしまえ。

Malcolm Lowry [1909-57]

"Where are the children I might have wanted? You may suppose I might have wanted them. Drowned. To the accompaniment of the rattling of a thousand douche bags." —Under the Volcano, 1947

今ちょうど、その『火山の下』の新訳を読んでいるところだったのだ。

8.27.2010

過ぎ去ったもの、と、たまったもの



■〈なんとかフェス 2010〉は大盛況のうちに終了。実に素晴らしい遊びだった。第1回より規模拡大、出演者充実、建物乱立(モンゴル式のゲルや、盆踊り用のやぐら、ステージ脇のお立ち台風高楼・・・)、ブース類も多数出店し、あぶ、ぶよ、蜂、熱中症からぎっくり腰まで、なんでもありのまさにサマー・パニックだった。


現地で毎日発行されていた日報(素人の乱/松本哉・筆)だが、つまりぎっくり腰になったのはオレで、でかい寸胴鍋に水を張って、かまどに乗せようとした瞬間に腰に閃光が走った。そのまま、すぐ近くに開店していたケイくんのマッサージ店に倒れ込み、彼のマッサージ(実にうまい!)のお陰で、まあなんとか最後まで活動できた。今も普通に生活しているけど、椅子に長く座っていると腰がズキズキしてくる。かといって、長く立ってるのもつらい。ってことで大事を取って、今日の〈NO BASE OKINAWA 新宿ど真ん中デモ〉は不参加。


明日、あさっての〈宮下公園夏まつり〉もこの調子だと行けるかどうか分かんないが、みなさん、近くを通ったら是非のぞいて見て欲しい。

で、フェスの残務処理も、本日〈なんとかフェス・フード班〉のメニューを今年の記録として、また来年の参考のために一覧に書き出すことでほぼ終了した。フェスの期間中、これらの食事(ヴィーガン食・・・なのに、1点だけ、食パンに脱脂粉乳が入っていたのを見逃して提供してしまうというミスを犯した。さすがヴェジタリアンたちはその食パンには手を伸ばさなかった)を1食300円(朝食は100円)以上のカンパをもらって会場で提供していたのだ。

**************
2010年なんとかフェス 
フード班メニュー&主要な使用食材一覧(基本調味料は除く)


8月20日(金)

《夕食》

*麻婆豆腐ライス(白米・豆腐・ひき肉風ベジミート、干し椎茸、にんにく、ショウガ、トウチ、ザーサイ、甜麺醤、豆板醤、粉末昆布、花椒(ホワジャオ)、長ねぎ、生ニラ)

*揚げ茄子

*サラダ(ゴーヤー、青唐辛子、ピーマン、大根、タマネギ、キュウリ)


8月21日(土)

《朝食》

*パンの耳トースト(アヴォカド、ジャム)、プチトマト


《昼食》

*サブジ&ライス(白米、にんにく、ショウガ、タマネギ、モロッコインゲン、キャベツ、人参、オクラ、ピーマン、クミンシード、コリアンダーシード、ターメリック、ガラムマサラ)

*サラダの豆腐入りフレンチ・ドレッシング和え(豆腐、キュウリ、タマネギ、人参、ミョウガ、しそ)


《夕食》

*ガンボ&ライス(白米、刻みオクラ7~80本分、にんにく、タマネギ、トマト缶1、ベジミート2袋、ベジブイヨン、粉末昆布)

*サラダ(うり、クレソン、タマネギ、ピーマン、キャベツ)

*フライド・ポテト


8月22日(日)

《朝食》

*本物の食パン・トースト(アヴォカド、ジャム)、ラタトゥイユ、ヴィーガン・ケーキ


《昼食》

*前半マカロニ、後半ペンネのベジミート入りトマト・ソース和え(パスタ計5kg、ひき肉風ベジミート、にんにく、タマネギ、セロリ、茄子、ズッキーニ、トマト缶大5、ベジブイヨン)

*コールスロー・マスタード入りフレンチ・ドレッシング和え(キャベツ、マイユのマスタード)


《夕食》

*中華丼(白米+玄米、厚揚げ、にんにく、ショウガ、タマネギ、干し椎茸、人参、ピーマン、茄子、もやし、青ネギ、チンゲンサイ、ししとう、白ゴマ、甜麺醤、花椒(ホワジャオ)、粉末昆布)

*ヤバスタ・サラダ(昼の残りのトマト・ソースに砂糖、酢、カイエンヌペッパーを足したものに、生タマネギ、ピーマンのスライスをマリネしたもの)

*野沢菜の漬物

以上
**************

さて、この2週間、遊びの準備に一生懸命だったので、仕事はしないは、買いためた本を読むのも眠りに落ちる前の3分以内だわ、送られてきた本、雑誌や、新譜のサンプルCDもどんどんたまっていくわで、机の上が山のようになっていたので、さしあたり読むべき、聴くべきものを整理してみたところ。
CDは10枚以上あったけど、サンプル盤の写真を載せても意味ないよね。まずは9.22リリースのマニックスから聴こう。前作も好きだったし、楽しみだ。


最近、オレが解説原稿を書いたCDのサンプル盤も送られてきてた。8月14日にリリースされたリー・ペリーの超レア・ダブ・プレイト集『サウンド・システム・スクラッチ』(プレッシャー・サウンズ/ビート・レコーズ)。


スクラッチ・フリークは必聴です。下のリンクから解説原稿が読めます。

会社務めじゃない身には、夏休みという概念がない。〈なんとかフェス〉は体力と精神力を使って真剣に遊びまくったので、まるで“休み”にはなっていない。で、目の前には読むべき、聴くべきものの山(この他にも古本で読むものが10冊くらいある)。


8月31日までに感想文を書かなくちゃならないわけでもないし、腰も軽く痛めたことだから、この週末は、ねっ転がって気楽な乱読の夏休みをとろうかと思います。ってことで、まずはスーパー行って、ビールのシックスパックを買ってこよう。

7.19.2010

壊す会社、直す会社

■下の記事は朝日新聞6月27日の『オチビサン』の隣の記事で、山形県のウェルボンという製本会社が、本を作るだけでなく、壊れた本を直してあげるセクション〈ブックスドクター〉も社内に設けて年間330冊の注文をこなしている、という話だ。〈本好き〉を自認する人は、クリック(拡大)して読んでみて欲しい(この記事もasahi.comでは読めない)。


なかなかいい話だと思った。もう手に入らない、代替のきかない大切な本が手元にあって、でも、ボロボロ。という場合に、多少費用が高くても、自分の手になじんだその大切な本を直してくれるなんていう仕事は素敵じゃないですか。いい靴は直して履くし、いいジーンズは直して穿くし、いい本は直してさらに読み込みたい。そういう生き方がいい。

で、この記事を読んだちょっと前に、家からそれほど遠くないところにある印刷会社で、ちょっと驚くサーヴィスが始まっていたことを知った(で、その会社のウェブ・サイトを読むと、もう既に若干いかがわしい類似業社がいっぱい出てきているので注意せよとまで書いてあってまたびっくり。こういう商売のこと、知らなかったの、オレだけ?)。

それがこれだ。《ブックスキャン(低価格書籍スキャンサービス)》というもので、なんと、350頁以内の本ならたったの100円で中身を全部データ化してくれ、それをPDF書類に加工してメイル添付で納品するか、CD-RやDVD-Rなどに焼いて郵送納品もしてくれる。350頁よりもペイジ数の多い本は、追加200頁ごとに1冊分の料金(100円)を加算する。

1冊あたりさらに100円の追加料金で〈OCRオプション〉を付けると、すべてがテキスト・データ化される。つまり本の中の文章語句を検索できるし、コピー&ペイストできるようになるというのだ。

しかし、ショックなのは、まず必要な代金をカードで先払いし、本をその会社に郵送すると、スキャン作業のために書籍は裁断され、申込者にデータが納品されるとそのバラバラになった本は製紙会社で熔解処分されるというのだ。この株式会社ブックスキャンさんのウェブ・サイトには:

《BOOKSCAN(ブックスキャン)は、書籍を裁断しスキャナーで読み取り、PDF化するサービスです。
『本が好きだけど、本棚はいっぱいだし、本をたくさん買いたいのに 場所的に置く場所がなくて困ってる』という方のためのサービスです。》

と、こともなげにあっけらかんと書いてあるが、本というのは紙質の手触りや匂い、表紙、カヴァー、ときにオビまで含む装丁美術の価値も含めてのものだと思うし(じゃなきゃ、それって本じゃなくて、ただのデータじゃん?)、本来「本が好きだ」っていう人の多くは、そこまで全部含めた物体が好きなんじゃないかと思うんだけど。
・・・で、結局、この会社の論理では、問題の元凶は家賃の高さってこと? 家賃が高くて本を置くための充分なスペイスが確保できないから、人間の暮らしから本が消え、物理的な体積を持たないデータが残る。家賃に追われ、暮らしに潤いがなくなり、本は切り刻まれて溶かされる、ってことなのね。
しかしこの会社、日本の出版業界の電子書籍化に相当時間がかかることまで読んでこういう商売やってんの、凄いなあ。“本”を読んでんのかどうかは知らないけど、少なくとも世の中は読んでるってことなんだろうな。
いつかこういうサーヴィスを頼る日がオレにも来るのかな。今も音楽はできるだけLPで聴きたいと思い続けてるようなアナクロなオレに……。 

で、オレはこの会社と同じ国道246号線沿いにある古本屋《三茶文庫》で先日古本を6冊ほど買ってきたので、この海の日は、本の海で過ごしてます。しっかし、“データ”じゃ、顔に載っけて活字の迫力と紙の匂いの中にまどろむこともできないよね。ロマンティックじゃねえなあ、やっぱ。

5.21.2009

魂の文章術


■本でも映画でも音楽でも、邦題をつけるというのは難しいもので・・・最初にこの書名を見たら、オレはそそられなかったと思う(もう、一応、始めてるんだし)。が、たまたまアメリカでこの本が有名なことを知っていたので日本語版を迷わずに買い、そして、その日から一気に座右の書となった。うまい文章を書くテクニック伝授します風の本に思ってしまいそうだが(そう思わせないと日本では売りにくいからだ)、全然。むしろ、遥かに、“書くこととは何ぞや”という精神論です。そもそも原題が『Writing Down the Bones : Freeing the Writer Within』というグッとくるもので、原書(米版)の目次には・・・
Fighting Tofu(豆腐と闘う、だぜ!) / Tap the Water Table / We Are Not the Poem / Man Eats Car / Writing Is Not a McDonald's Hamburger / Don't Marry the Fly / Don't Use Writing to Get Love / Nervously Sipping Wine / One Plus One Equals a Mercedes-Benz / Be an Animal / Blue Lipstick and a Cigarette Hanging Out Your Mouth / The Samurai / I Don't Want to Die...

などなどの文言が並び、これで読むなという方が無理だ。で、こういう目次の文句からも匂ってくるけど、この著者ナタリー・ゴールドバーグは長らくアメリカで禅を実践していて、彼女の尊敬する禅師(在米日本人、日系米人だっけかな?)の言葉が本の随所に出てくる。それがこの本の含蓄の重要な土台を為していて・・・つまり彼女は禅師の言葉の中に(生きることのみならず)書くという行為の神髄を、書くことに向き合う際に取るべき態度を発見してきたのであり、そうした教えを心に留めながら、そして、メディテイションで自分の心の制御に努めながら、文章修業をしてきた。そこで得たことを迷える文章書きに伝授する本というわけだ。
そんな調子だから、ゴールドバーグさんのこの指南本には、“助詞に副詞に重文複文”的な具体的な文章作成術なんてまるで出てこない。考え方、向き合い方、そして自己コントロールとしての文章術。こんな本はそうないだろうし、しかし買い手が邦題からこの内容を想像できるかというと疑問で、つまり、明らかに書店で実際に手に取らないと分からない種の本なのだが、最近はこの本を並べている本屋さんもほとんどないので、読んだオレだけ文章がうまくなるんなら好都合だが、・・・つーか、一見平易に書かれているこの本は、その実、内容をその深部から、それも身体で理解するにはおそらく一生の修業を要するんだろうと思う。
でも、自分に必要なポイントを幾つか拾って実践するだけで、文章の腹筋は確実に鍛えられるはずだ。それよりなにより、目次の期待通り、純粋に読んでいて面白いテクストだから手放せない。禅思想に学んでいるとはいえ、この著者には盲目的熱病風のイタい東洋崇拝はないから安心だし、訳文も脂気の抜けた修行僧然としていてサラサラと流れ、しかし内なる小骨は硬く、噛み応えがある。

それにこの日本語版は、装丁も綺麗なんだけど、手で触っていくうちに、表紙の文字の赤い部分が徐々ににじんでいくから古本屋に売りにくいという、実に考えられた作りだ。ひとりでに表紙が、深く何度も読み込んでるぞ、という感じになっていく。

書くことはマクドナルドのハンバーガーじゃない。オレもそれは分かるし、そんな文章書きになるのは嫌だ。で、音楽を作ることも全く同じだと思うのだが・・・実のところ、一定時間が過ぎるとゴミ箱に捨てられていく音楽も大量にある、相変わらず。