8.27.2010

過ぎ去ったもの、と、たまったもの



〈なんとかフェス 2010〉は大盛況のうちに終了。実に素晴らしい遊びだった。第1回より規模拡大、出演者充実、建物乱立(モンゴル式のゲルや、盆踊り用のやぐら、ステージ脇のお立ち台風高楼・・・)、ブース類も多数出店し、あぶ、ぶよ、蜂、熱中症からぎっくり腰まで、なんでもありのまさにサマー・パニックだった。


現地で毎日発行されていた日報(素人の乱/松本哉・筆)だが、つまりぎっくり腰になったのはオレで、でかい寸胴鍋に水を張って、かまどに乗せようとした瞬間に腰に閃光が走った。そのまま、すぐ近くに開店していたケイくんのマッサージ店に倒れ込み、彼のマッサージ(実にうまい!)のお陰で、まあなんとか最後まで活動できた。今も普通に生活しているけど、椅子に長く座っていると腰がズキズキしてくる。かといって、長く立ってるのもつらい。ってことで大事を取って、今日の〈NO BASE OKINAWA 新宿ど真ん中デモ〉は不参加。


明日、あさっての〈宮下公園夏まつり〉もこの調子だと行けるかどうか分かんないが、みなさん、近くを通ったら是非のぞいて見て欲しい。

で、フェスの残務処理も、本日〈なんとかフェス・フード班〉のメニューを今年の記録として、また来年の参考のために一覧に書き出すことでほぼ終了した。フェスの期間中、これらの食事(ヴィーガン食・・・なのに、1点だけ、食パンに脱脂粉乳が入っていたのを見逃して提供してしまうというミスを犯した。さすがヴェジタリアンたちはその食パンには手を伸ばさなかった)を1食300円(朝食は100円)以上のカンパをもらって会場で提供していたのだ。

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2010年なんとかフェス 
フード班メニュー&主要な使用食材一覧(基本調味料は除く)


8月20日(金)

《夕食》

*麻婆豆腐ライス(白米・豆腐・ひき肉風ベジミート、干し椎茸、にんにく、ショウガ、トウチ、ザーサイ、甜麺醤、豆板醤、粉末昆布、花椒(ホワジャオ)、長ねぎ、生ニラ)

*揚げ茄子

*サラダ(ゴーヤー、青唐辛子、ピーマン、大根、タマネギ、キュウリ)


8月21日(土)

《朝食》

*パンの耳トースト(アヴォカド、ジャム)、プチトマト


《昼食》

*サブジ&ライス(白米、にんにく、ショウガ、タマネギ、モロッコインゲン、キャベツ、人参、オクラ、ピーマン、クミンシード、コリアンダーシード、ターメリック、ガラムマサラ)

*サラダの豆腐入りフレンチ・ドレッシング和え(豆腐、キュウリ、タマネギ、人参、ミョウガ、しそ)


《夕食》

*ガンボ&ライス(白米、刻みオクラ780本分、にんにく、タマネギ、トマト缶1、ベジミート2袋、ベジブイヨン、粉末昆布)

*サラダ(うり、クレソン、タマネギ、ピーマン、キャベツ)

*フライド・ポテト


8月22日(日)

《朝食》

*本物の食パン・トースト(アヴォカド、ジャム)、ラタトゥイユ、ヴィーガン・ケーキ


《昼食》

*前半マカロニ、後半ペンネのベジミート入りトマト・ソース和え(パスタ計5kg、ひき肉風ベジミート、にんにく、タマネギ、セロリ、茄子、ズッキーニ、トマト缶大5、ベジブイヨン)

*コールスロー・マスタード入りフレンチ・ドレッシング和え(キャベツ、マイユのマスタード)


《夕食》

*中華丼(白米+玄米、厚揚げ、にんにく、ショウガ、タマネギ、干し椎茸、人参、ピーマン、茄子、もやし、青ネギ、チンゲンサイ、ししとう、白ゴマ、甜麺醤、花椒(ホワジャオ)、粉末昆布)

*ヤバスタ・サラダ(昼の残りのトマト・ソースに砂糖、酢、カイエンヌペッパーを足したものに、生タマネギ、ピーマンのスライスをマリネしたもの)

*野沢菜の漬物

以上
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さて、この2週間、遊びの準備に一生懸命だったので、仕事はしないは、買いためた本を読むのも眠りに落ちる前の3分以内だわ、送られてきた本、雑誌や、新譜のサンプルCDもどんどんたまっていくわで、机の上が山のようになっていたので、さしあたり読むべき、聴くべきものを整理してみたところ。
CDは10枚以上あったけど、サンプル盤の写真を載せても意味ないよね。まずは9.22リリースのマニックスから聴こう。前作も好きだったし、楽しみだ。


最近、オレが解説原稿を書いたCDのサンプル盤も送られてきてた。8月14日にリリースされたリー・ペリーの超レア・ダブ・プレイト集『サウンド・システム・スクラッチ』(プレッシャー・サウンズ/ビート・レコーズ)。


スクラッチ・フリークは必聴です。下のリンクから解説原稿が読めます。

会社務めじゃない身には、夏休みという概念がない。〈なんとかフェス〉は体力と精神力を使って真剣に遊びまくったので、まるで“休み”にはなっていない。で、目の前には読むべき、聴くべきものの山(この他にも古本で読むものが10冊くらいある)。


8月31日までに感想文を書かなくちゃならないわけでもないし、腰も軽く痛めたことだから、この週末は、ねっ転がって気楽な乱読の夏休みをとろうかと思います。ってことで、まずはスーパー行って、ビールのシックスパックを買ってこよう。

8.11.2010

tokyoなんとか2010-08 & なんとかフェス新ヴィジュアル

■この男、多忙につき、またもコピペにドラッグ・ン・ドロップでブログ更新。


この表紙は〈なんとかフェス〉オフィシャルTシャツのデザインをアレンジしたものだけど、またまた別のかわいいやつもできてた!

(作者)

他のグッズも告知ヴィデオもできてる!

8.04.2010

Panic, Panic !!

- NantokaWall(聖地・なんとかの壁)-

■忙しいのに慣れてないから、忙しいとすぐ体調を崩す。珍しく10日間で締め切り仕事が5つもあったので下痢をした。TABO(O)というヤツだ、オヤジなんとか的に言うと。

実際にとても忙しいんだけど、でも、今の忙しさは〈なんとかフェス2010〉の準備によるところも大きく、遊びの計画で忙しいときだけは元気だ。

しかしこのフェス、勝手な連中が勝手にいろんなことを考えるので、準備段階から強烈この上ない。だいたい、フェスの告知ポスターからして、みんな勝手に作るから、メタル版だとかパンク版だとか、すでに何種類もある! 欧文だと〈Nantoka Fes〉なのか〈Nantoka Fest〉 なのか〈Nantoka Party〉なのか、そんな違いも、誰も気にすら留めていない。D.I.Y.は、ある部分では多分に無秩序と同義であり、それこそ、この管理されまくり社会においては、金を出しても買えない価値である。
http://nantokafes.blogspot.com/2010/07/blog-post_29.html

加えて、このフェスにはヒエラルキーも権力も、マネー・パワーも介在しないから、スティーヴィー・ワンダーも矢沢永吉も出ない代わり、何が起こるかも分からない。あっちは、大金払って行って、そこで何が起きるか最初から分かるのである。

パニックこそプライスレス(だろ?) ヴィザもマスターも要らない(つーか、そんなもの使えるはずない)。クレジット・カードより、虫よけスプレーとか懐中電灯の方が大切な、クールな祭りまであと2週間。

今日4日はフェスのインフォ・ツアーとして広島でイヴェント。
明日5日京都でイヴェント。
8日(日)東京・高円寺スタジオDOMでプレ・イヴェント。

なんか、全員、大人がヤバイくらい本気で遊んでいる。何が起きても困らないように、パニックの免疫を養おうとしてるのか?

総合案内は・・・
なんとかフェス2010 オフィシャル・サイト