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4.13.2013

Ding Dong ! The witch is dead !


■ロンドン中心地に描きたてホヤホヤの秀逸なグラフィティだけど、地獄でも焼死刑って……死屍に鞭打つよりもずっと凄い(笑)。

つって、笑っちゃいけないよね。こういう“魔女”に将来の展望を与えてもらった、まだお若くていらっしゃる偉いこんなセンセーもいるわけだからさ↓。
(24時間とな !?)


サッチャリズム、レーガノミクスの功罪、とかよく言うけどさ、“1%”の連中以外の誰にとって、どんな“功”があったのさ? その検証もなく、「正しいことは正しい(自分のフトコロにとって)」の論理で、声のデカい連中が力技で世の中のレールを敷き、延ばし続ける、ってのは、経済問題も原発問題もやり口がまるで一緒だよね(つーか、両者は“同じ”問題なわけだけど)。芸がなさすぎるんだよな。

上のグラフの素晴らしい点は、地獄の沙汰はカネじゃどうにもならない、ってことを教えてくれてるところだね(笑)。中曽根以下、魔界系のセンセー方たちと財界のお偉いさんたちは、現金いくら持って行ってもダメみたいよ。ごくろうさん。
(その分、孫の英才教育代に回って、魔界の再生産になんのかな、非課税で・笑)

3.08.2013

《Actipedia(アクティペディア)》始動!

《Actipedia(アクティペディア)》、すなわち、アクティヴィズム(直接行動主義)用の百科事典(encyclopedia)。

〈wiki〉システムを使用して、インターネット上のウェブペイジに誰でも書き込め、訂正できる《Wikipedia》が作られたように、その項目をアクティヴィズムに特化した《アクティヴィズム百科事典》だ。


(収録される事項の、カテゴリー分類⇩)



世界的に有名なイタズラ・アクティヴィストの王様で、日本でも特に松嶋×町山 未公開映画を観るTVのファンには“お笑いテロリスト”としておなじみ、またコンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアルでも彼らの作ったニセ新聞の話などを紹介している〈 The Yes Men 〉が運営するアクティヴィズムの戦略研究所《 The Yes Lab 》と、ニュー・ヨークの《センター・フォー・アーティスティック・アクティヴィズム(Center for Artistic Activism 》が共同で準備してきたものだ。

この専門事典が一般公開されるやいなや、世界中から、これまでに実施されたアクション、あるいは開始され継続しているアクションに関して、既にどんどん書き込み(=事典に項目が追加)されている。

これは実に素晴らしいアイディアであり、ランダムに見ていくだけで実に楽しく、勇気が出る。みんな、こんな専門事典を待っていたのだ! 世界中で人間はいろいろなことに苦しめられており、それに抵抗するために、いろいろな策を講じて実践している。それまとめた事典を“楽しい”と形容するのは多少問題があるが、でも、この事典が示す世の中は、これまでより間違いなく楽しい。

もちろん中には“支配者”の理不尽に怒りを覚えるものもあるし、見た瞬間に胸が締めつけられ、涙が出てくる項目もある。
たとえば、これは1991年にエイズで大切なパートナーを失ったアーティストが、ニュー・ヨーク市内の20箇所超のビルボード(大型野外広告ボード)に、こんなベッドの写真を掲げて市民にメッセージを送った、というアクションを記した項目だ。
厚生労働省のHIVへの注意喚起対策も必要には違いないが、こうした写真(アーティヴィズムの手法)に、学者と役人の作った文言よりも遙かに直裁的で雄弁なパワーが(それが全能ではないにせよ、意識喚起のためには実に有効なパワーが)あることを否定する人は少ないだろう。

一方で、この“百科事典”の中には本当に笑っちゃうようなアイディアもあるし、こんなんで効果あるのかね、というようなものもある。どこまで本気か、ふざけているのか分からなくても、そういうおかしな、ときに荒唐無稽なアクションが笑い話として広まることで、みんながその背景に横たわっている〈抑圧/被抑圧〉の構造を認識することに繋がる効果を狙っていたりするのだ。

この最新のウェブ専門事典《Actipedia(アクティペディア)》のモットーは、彼らが今回発表した声明文の中から抜き出すなら:

《To change the world we've got to learn from each other.(世界を変えるためには、お互いに学ばなくちゃならない)》

ということになるだろう。

ぼくが先日翻訳出版した『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』は、この《Actipedia(アクティペディア)》と全く同じフィロソフィーを持っている本なので、当然トピックの重複も出てくる。

その『コンバ』の刊行と《Actipedia(アクティペディア)》のスタート時期が同時になったのも偶然ではない。どう見たって、これからの世の中、そっちの考え/方法論/生き方に重きを置くようにならないといけないのだ。

そうでなかったら、いつまでたっても我々は、やられっぱなしのままである。

〈権力にオマエの人生を献上すること、それが幸せというものだ・・・〉という催眠術にかかったまま、そのうち、彼らの望み通り、蒙昧の闇に永眠するのだ。

2.13.2013

『コンバ』に出てくるワード集

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ、全目次はこちら

今日は、本書(解説、あとがき含む)に出てくるワード・人名から主要なものをご紹介します。

▶▶▶オキュパイ We are the 99% アノニマス プッシー・ライオット(フェミニスト・パンク・ロック) ステファン・エセル『怒れ! 憤れ!』 ハクティヴィズム(ハッキング) ガイ・フォークス アンチAD クラウン・アーミー Think globally, Act Locally アクティヴィズム(直接行動主義) アーティヴィズム グリーン・ゲリラ カウンター・カルチャー ウィリアム・S・バロウズ バトル・イン・シアトル(バトル・オヴ・シアトル 1999) アルテルモンディアリスム(オルターグローバリゼイション) 養蜂革命 国境なき大麻 ピエール・ベルジェ 市民的不服従(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー) パレオ・ダイエット 温室効果ガス 破格語法 アルテュール・ランボー COP15(コペンハーゲン・サミット) ネオフェミニスト 核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング) バラク・オバマ ジョセフ・ロートブラット バートランド・ラッセル 行動か、さもなくば死か レミ・ガイヤール バイコット(Buycotte) コンシュマクター フラッシュ・モブ ボイコットBP グリーンピース(Greenpeace) テイト美術館を解放せよ(Liberate Tate) (エコロギーク)エレクトロニクス・ガイド 任天堂 東芝 ソニー エコ・バッテリー ソウシャル・コリオグラフィー レディー・ガガ・デモ LGBTプライド運動 リップダブ ネット市民権 AVAAZ.org カーボン・オフセット ANA(全日空) バイオ燃料 レジスタンス シャルル・ドゥ・ゴール主義 連帯キセル iPhoneアプリ タックス・ヘイヴン 新自由主義 バンクシークレッツ(www.banksecrets.eu/) 城南信用金庫 Move Your Money 舞踏テロ サンドラ・アブアヴ ヴァンサン・セスペデス IKEA 野宿者 エイズ ジェネリック医薬品 海賊党 ジミー・チュウ スシ・セレクター プレゼント免除証明書 空気浄化植物 アドバスターズ(広告破壊者集団) 無買デー(Buy Nothing Day) シテュアシオニスト ギー・ドゥボール ポップ・ダウン・プロジェクト トランスジェンダー的実存主義 アクト・アップ! 死の見本市(Salon de la mort) リソメイション イスラム教ファトワー 授乳アクション カーボン・フットプリント 反GMO(遺伝子組み換え生物) モンサント オレンジの半分 ニセ新聞 イエス・メン(The Yes Men) 強制国外退去 国境なき教育ネットワーク Porn for the Blind 昆虫食 キス=イン M.I.E.L.(性的衝動に関するエコロジーのための国際運動) ヴィルヘルム・ライヒ ベス・ディットー(ゴシップ) グリーン・カード 連帯貯蓄 ストップ・ショッピング教会 DIY ハッカースペイス バイク・ブロック ブラック・ブロック テリー・ギリアム(モンティー・パイソン) シュピール・グート グラスフェミー ダンプスター・ディップ 心理地理学 ドク・ジネコ グローバル・オーガズム・フォー・ピース  World Water Day グルーチョ・マルクス 緑の党 ダニエル・コーン=ベンディット ジョゼ・ボヴェ ドライ・トイレ グリーン・ウェディング・プランナー パクス(PACS フランス婚) ビオナニスト エコセックストイ SMSメッセージ ブーブクウェイク(おっぱい地震) バンクシー スペイス・インヴェイダー ゼウス リヴァース・グラフィティー(グリーン・グラフィティー) ポール “ムース” カーティス ケルヒャー グリーン・ヴァンダリズム イケア・ハッカーズ ルパンタンス 鈴木杏里 アルジェリア戦争 ルワンダ・ジェノサイド フランサフリック フェア・トレイド セクシャル療法 Park (ing) Day 性のアシスタント ロックコーア・プロジェクト ダヴィッド・ゲッタ ヤニック・ノア 電動アシスト自転車 自転車共用サーヴィス リサイクリング リサイクル・バンク 分別ポリス オリヴィエ・ブザンスノ(反資本主義新党) カルフール ユロ(尿)・エコロ フリーガン(Freegan) 週一菜食主義 ミートアウト・デイ ポール・マッカートニー 国際連帯休暇 国境なき発展 アレヴァ(アレバ) 球根テロ ゲリラ・ガーデニング エコロ=ブラックアウト ネオン団 トマ・サンコマ ルベン・ウム・ニョベ ガンベッタ ルイーズ・ミシェル 自転車裸族(サイクロヌーディスタ) ワールド・ネイキッド・バイク・ライド 国民アイデンティティー ブラック・ブラン・ブール 富士山 スティーヴン・チュー マイクロ=アクティヴィズム プラシーボ エドワード・アビー 爆破/モンキーレンチギャング サボタージュ エコ=アクティヴィズム 監禁用特製サヴァイヴァル・キット リーマン・ショック アラン・マンク マイクロ=シエスタ スロウ・カルチャー スロウ・ブック うんち紙(poopaper) 下水熱 親切の日 セロトニン アメリ オーディオ=エコロジスト ソイレント・グリーン エコロ=ジック(エコ音楽)・ムーヴメント レディオヘッド エスカ・ヨーン(アスガー・ヨルン) グラスゴウ・アナキスト・サマー・スクール スリー・サイデッド・フットボール ジネディーヌ・ジダヌ ロカヴォア フード・マイルズ(フード・マイレージ) ゼロ・eメイル・フライデイ アンプラギング・デイ 持続可能な開発(SD サステイナブル・ディヴェロップメント) ヴェオサーチ CO2スタッツ グリーンバード ナイキジャパン 宮下公園 スウェットショップ ナイキ・ブランケット・ペティション セキュリティー・チェック・ポルノ ネイキッド・エアー END:CIV etc.
  

2.05.2013

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ(正式告知)

■『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』(通称『コンバ』)、主要書店やネット書店におおむね行き渡りました(と、思います)。
(もちろん、注文して下さっていない書店さんには入荷しませんが……“わけ分かんない本だから様子見”、ってことでオーダーを保留にしているお店も結構あるみたいです・笑)


★『コンバ』を現時点で取り扱って下さっている書店等一覧。
(随時更新中。お近くの書店に現在取り扱いがない場合でも、ご注文いただければほどなく届きます) 


確かに、だれの目にもひと目で何の本か分かる本ではありません。現物を見た書店さんがどの〈ジャンル〉の本として扱うかも、そのお店によって違っているようです。
たとえばネット上で分かるネット書店の扱いを見ても・・・

《丸善&ジュンク堂書店》では〈政治評論

《紀伊国屋書店BookWeb》はジャンル名としては明記なし(NDC分類で〈社会思想〉)

《honto ネットストア》では〈社会・時事・政治・行政

《TSUTAYAオンラインショッピング》では〈エッセイ・随筆

《ブックサービス》では〈教育・社会

《セブンネット通販》では〈サブカルチャー

《Honya Club》では〈ノンフィクション・エッセイ・コラム

《楽天ブックス》では〈社会科学全般

《Amazon.co.jp》では〈外国のエッセー・随筆

《e-hon》では〈サブカルチャー

《エルパカBOOKS》では〈社会・政治

《ヨドバシ.com》では〈エッセイ・コラム(海外)

といった具合です。ですからリアル書店でも、お店によって〈棚〉は上記の範囲内でまちまちかもしれません。


著者はこの人:
彼女は81.3 J-WAVE 《Sounds & Cities》でも、パリ代表としておなじみでした。

彼女マティルド・セレルは、

パリのFMステイション Radio Nova :

の、平日午前中の担当のジャーナリスト/パーソナリティーで、毎朝10時ちょうどに放送していた2〜3分の人気コーナーが《Combat/コンバ》。インターネットや最新テクノロジーを用いた、新しい21世紀型の社会運動や個人的なアクションのトレンドを世界中から集めて放送するもので、その放送の抜粋が本書・・・要するに、「この世の中、ムカつく」から「何とかしたい/何かやりたい」けど、どっかの党の党員になるとか、デモに行くとか、組合運動をするとか、政治的な集会に参加する、とかいった従来型の社会運動には興味が湧かないよ・・・っていう世界中の(主に若い)人たちが、実際に実践しているアクションを紹介するものです。

ひとりで、自宅で、ネット上のワン・クリックで、iPhoneアプリを使って、身近な地域で、あるいは仲間同志で、市民グループ(アソシエイション)と手を組んで、など、いろいろな生活圏内の範囲で実践可能な、よりよい世の中のためのアクションと新しいライフスタイルを提案している、88篇のサジェスチョン集。

この原書を買って読んだらあまりに面白かったので、自分で訳しました。そして人名とか組織名、それぞれのトピックに関係した各国の社会的背景などについては、可能な限り(日本の状況と比べてかなり特異な話題に関しては、ことさら掘り下げた)解説をつけました(でも、日本の話題もいくつか出てきますよ)。

本文目次は以下の通り。
日本の新聞やTVでは報じられない内容が大半ですので、現在の世の中を知るためのトリヴィア的に読んでも面白いと思います。

ミツバチを養子にしよう
大麻の物資援助システムに協力しよう
パレオ式にたらふく食べよう
ヴォキャブラリーを“破格語法”化しよう
フランスにひげを生やそう
核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング)をしよう
エスカレイターを嫌おう
バイコットしよう
《BP》を批判したおそう
バッテリーを交換しよう
声明や要求事項を振り付けにしよう
大義のためにクリックしよう
あなたのVOL(ヴォル)の埋め合わせをしよう
巡礼・○○詣でに反対しよう
連帯キセルをしよう
銀行をビシビシ締め上げよう
カミカゼ・ダンサーになろう
人道的な海賊行為を擁護しよう
“分別あるスシ”で昼食をとろう
あなたのプレゼントを非物質化しよう
オフィスの汚染を除去しよう
広告の公共空間への侵略に抗おう
トランスジェンダー的実存主義者になろう
この世からきれいに消えよう
お乳をあげよう
グリーンなナンパをしよう
ニセ新聞を発行しよう
強制国外退去を阻止しよう
目の不自由な人たちのためにXを録音しよう
食虫性になろう
キス=インの練習をしよう
有毛の抵抗に突入しよう
エコ(年)賀状を送ろう
連帯貯蓄をしよう
あなたの消費主義を悪魔払いしよう
あなた自身でやろう
クリスマスに、無防備な子供を守ろう
グラスフェミーしよう
雇用センターを人間的な機関にしよう
心理地理学(サイコジオグラフィー)の基礎を学ぼう
直属の上司をののしろう
グローバルにイこう!
何人かで洗おう
グリーンな結婚をしよう
ビオナニストなマスターベイションをしよう
フリーなセディーユのために闘おう
あなたの乳房を見せよう
新種のグラフィティを“描こう”
イケア(IKEA)をヤッちゃおう
罪を悔いるために、あなたの体を差し出そう
エコな酔っぱらい方を選ぼう
セクシャル療法を最適化しよう
PARK(ing) Dayをオーガナイズしよう
“性の助手(セクシュアル・アシスタント)”になろう
コンサートのチケット代をヴォランティア活動でまかなおう
電動で漕ごう
ゴミ箱の重さを量ろう
スーパーマーケットの店内でピック=ニックしよう
地球のことを思っておしっこしよう
ゴミ箱に潜ろう
週一菜食主義を実践しよう
国際連帯休暇を取ろう
球根テロを企てよう
CO2の節制に、宗教上の節制を活用しよう
星たちを再び輝かせよう
通りの名前を変えよう
サイクロヌーディスタ(自転車裸族)に加わろう
あなたのショッピング・カートを“GMO(遺伝子組み換え作物)フリー”な商品で満たそう
共和国(フランス)を修繕しよう
山頂を塗り直そう
あなたのキーボードで反乱を起こそう
フライド・ポテト(フリット)で走ろう
あなたの犬を“犠牲”にしよう
社長を監禁しよう
職場で昼寝しよう
スロウ・カルチャーにしよう
茶色の“砂金採取”を支援しよう
親切になろう!
静寂をストックしよう
エコロ=ジック・ムーヴメントをフォロウしよう
別のサッカーをサポートしよう
山羊で刈ろう
自分をロカヴォアに変えよう
アンプラグしよう
携帯電話の価値を上げよう
あなたのネット・サーフィンを緑色にしよう
グリーンバードの群れで飛ぼう
素っ裸で旅しよう

・・・興味のある方は、ぜひ、お読み下さい。

長くなったので、今日はこのへんで。類書のない(だから本屋さんが扱いに困っている・笑)本なので、もう少し説明した方がいいこともありそうですから、また、そのうち追加で宣伝します。

お読みになった方の感想ツイートを見つけたら、
でもリツイートします。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。

※追記(02.13)

『コンバ』に出てくるワード集はこちら。

11.05.2012

I♥アムステルダム

■オランダの〈レジデント〉ではない人に対してはコーヒー・ショップへの入店を規制する、という法律が発効することになり、ここ1~2年、世界中の“みんな”をやきもきさせてきた例の一件だが、アムステルダムのエバハートファン・デル・ラーン(Eberhard van der Laan)市長は〈アムステルダム市内のコーヒー・ショップには、これまで通り観光客も入店できる〉と表明した。

これは、法律で定めた〈レジデント〉の基準について、その判断を事実上各自治体に委ねていることによる。ってことで、アムステルダム市は、外国人旅行客であっても、その街にとどまっている間は〈レジデント〉だよ、という判断をしたのだ。


『ル・モンド』紙 11月01日付け


実際に、コーヒー・ショップから観光客を締め出したら路上で不法にマリファナをディールする奴が100%出てくるし、自分でコーヒー・ショップから買ってきては、道端で外国人に法外な値段で売りつけて儲けるオランダ人が出てくるに決まってる。そこには大切な観光客を危険にさらすケイスも出てくるだろうし、要は、こんな法律は市にとって悪法なんだ、ってことを市長が宣言したに等しい。

オレはアムステルダムが大好きだ。あの街の雰囲気が、あの寛容さがたまらなく好きだ。コーヒー・ショップでのんびりくつろいだその足で、夏の夕暮れの河口の島を散歩して、夕陽が23時半くらいまでゆっくり時間をかけて沈んでいくあの時間の流れを感じながらカフェでビールを飲んでるのが好きだ。

そういう時間の使い方は人間をダメにする(ダメ。ゼッタイ。)と思い込んでいる人がこの国にはまだたくさんいるみたいだけど、そういう考え方こそが、本質的な意味で、人間をダメにする近道だと思うけどね。

ロンドンのコーヒー・ショップ計画は途中でポシャってしまったし、フランスでも自由化の法律はできてないけど、大麻を規制すること自体が基本的にナンセンスだという考え方はほぼ欧州全体に(政治的に!)大なり小なり浸透している。チェコでは個人で大麻を5株までだったら栽培していいし、栽培が面倒な人は、ジョイント換算で20本分の大麻を所持していいという法律が通った。まだ行ったことないから伝聞だけど、プラハではコーヒー・ショップがどんどんできて賑わい始めてるらしい。オランダでも個人所持は5g、ベルギーは確か3gとかなので、チェコは強烈に緩い。アムスからプラハまでのんびり旅する、なんていうのもいいよね。

日本社会が“脱法ハーブ”なんていうおかしなブツに翻弄されるのは何故か? 政治屋はよく考えてみやがれ。バカじゃないの?

『BBC NEWS』でも見つけた。


6.09.2012

こいつら、全く同じだ

■こんなときだから、DVDを借りてきて、マイケル・ムーアの『キャピタリズム』を観ると改めて腑に落ちる。
こいつら、全く同じなのだ。



1)客観データを示す体で、国民を恫喝する。
2)私の決断は国民のためと強調し、説得力の不足はおびえさせて補おうとする。
3)批判の矢面に立つのがリーダーだとばかりに、特別会見での神妙な顔つきに国中を注目させる自分に酔える才能がある。
4)が、実のところは単に、強者向け資本主義システムのアリバイ原稿を読まされているマリオネットである。
5)そして国民のためではなく、“裏でその原稿を書かせている1%”のために仕事をする。

上の赤ネクタイがこの会見をしたあと、その国に何が起きたかを思うと、下の奴の国にこれから何が起こるかは怖くて想像したくない。

こいつら両方とも、ご主人様にしっぽ振る資本主義のイヌだとしても、1点大きな違いは、下のイヌは国民に直接選ばれてすらいないことだ(どころか、一政党の一部の連中の都合で短期間限定でかつがれてるだけの、国民を何も代表していない、ただ涙目のオッサンに過ぎない)。
そんな奴が、国中の民の生命にかかわる決断をしていい、というこの国の仕組みが驚きだ。
ねえ、そうじゃない? 
きみ、いつ、こんな奴に〈国政を預けた〉か覚えてる? 

5.07.2012

Good Morning

■5月7日の月曜、早朝です。
フランスからのいい知らせに、眠れなくなりました。



で、BGMも選んでみた。




ティケン・ジャー・ファコリー「左・右(ゴーシュ・ドロワット)」

左、右、おんなじなんだよ
左、右、その他は?
左、右、現状を変える、だと?
左、右、オレらをウンザリさせるだけ

それって権力が
順番に回るだけだろうが
国民が苦しんでる間
ぐるぐる回りやがって
大衆は青息吐息だ・・・

また同じ繰り返しなんだよ
毎度の同じリサイタル
それって“椅子取りゲイム”じゃん
連中はオレら(ヌー)とダンス
で、オレらは狼(ルー)とダンス
だから順番に回るだけなんだっつうの
権力がさ 
じゅんぐりに・・・

3.31.2012

すべて大井川に

■いっそ
嫌なことは 水に流してしまおう
わたしたち 無力な
人間だもの
美しき国の 絆の川さ
時はゆるしてくれる

6.03.2011

「いっそのこと原発なんて全部爆発しちまえばいい」

■今週、ある週刊誌に取り上げられて記事になった(それを昨日電車の中吊り広告で知ったが、誌名は失念)、5月27日付け朝日新聞〈声〉欄へのある投稿の話。
それは福島市の定時制高校教員・中村晋さん(44)の以下の投書で、ぼくもこれを読んで少なからずショックを受け、この記事をなくさないように保管していた。


原発推進派や猜疑心の強い人の中からは、…これ『朝日』だからな。…架空の話の偽名投稿じゃないのか? …これが反原発の活動家の作り話じゃないという証拠がどこにある? てな声も出てくるだろうな、と、新聞を読んだときに思った。この投稿記事を扱った週刊誌も読んでいないので、そこでこの記事をどう捉えているのかも知らない。

そしてちょうど昨夜、ヴァンクーヴァーにある《ピース・フィロソフィー・センター》発信の6月1日付け:
『フランスIRSN(放射線防護・原子力安全研究所)報告が明らかにする福島の汚染・被曝状況と、さらなる避難の示唆』

という日本語のレポートを読み、件の高校生の発言をもっと大きく取り上げる必要があるんじゃないかと思い、微力ながら1週間取っておいた記事をここに載せることにしたわけだ。

同レポートでは「(文部科学省は、公表している汚染を示す地図で)人口密集している福島市、郡山市に帯のように降りかかっているような汚染地域をはっきり示したくなかったのではないかと思われます」と指摘している。

さらに、本来ならば〈緊急避難準備区域の放射線量〉に相当する「30万~60万ベクレルの汚染の帯が(ISRN地図(下図)では濃い青の部分)、伊達、福島、二本松、本宮、郡山、須賀川といった人口密集地帯にまで伸びているにも関わらず、(国は)何も方策を取らず放置している」と述べている。


その他にも、我々が(特に福島の人たちが)自己防衛のために知っておくべきことがいろいろ書いてあるので読んでみて欲しいが、上で引いた二つの指摘を読んだだけでも、それが裏付けとなって、例の『朝日新聞』の高校生の発言は、格段に重い真実味を伴って読み手に突き刺さる。

この《ピース・フィロソフィー・センター》はこれまで、

*チェルノブイリであれば25年後の現在でも居住禁止になっている区域と同じ汚染レヴェルの区域でも、福島にはまだ避難指定になっていない場所があること。

*福島では、チェルノブイリで一時的強制移住の対象になった地域の汚染度と同程度の汚染地域が、広範囲に渡って避難指定になっていないこと。

*土壌汚染のレヴェルを見れば、稲作を制限をしなければならないはずの地域の広い範囲において、米も野菜も作付制限が為されていないこと。

などの事実も分析して報じてきた。

おとといと昨日、この国の中枢は内閣不信任案の賛否の話で明け暮れたが、ぼくはそれは至極自然なことだろうと思う。ああいう“議会制民主主義(あれをそう、呼ぶのだ)”を国民が肯定してきたのだ。しかし今、〈伊達、福島、二本松、本宮、郡山、須賀川といった人口密集地帯〉に住んでいて、これまでこの国の政治/経済/役所のシステムを是としてきた善良な福島県民が、この財界と役人と政治屋の巨大シンジケートの餌食として見殺しになってしまう可能性があるとしたら、それは別問題であり、その理不尽は許しがたい。

残念なことだけれど、この国は国民の命を守ってなどくれない。あいつらが守るのは自分の身分だけだ。そればかりか、この事態は、国によるゆるやかな国民殺し(主たる動機は社会保障費の節約)という殺人事件の可能性があるということだ。直ちに健康に影響はない、という言葉は、そう読み替えるべきだろう、自分を、自分の愛する人を守りたいのならば。

5.14.2011

ウガンダの同性愛者死刑法案。オレもあんたも、多分、もうすぐ溺死。


■ウガンダのゲイ殺し法案に反対する署名運動のことは、オレも Facebook と Twitter では情報を拡散して署名を呼びかけたが、このブログには書かなかった。
この場合のゲイとは広義の“ゲイ”であって、実際はLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の人権をいっさい認めず、見つけたら死刑にできる、その存在を見かけた者には通報の義務を課す、といったような、きわめて暴力的なものだった。その法案に対する抗議の署名運動は結果として、この4日間で192ヶ国と10準州(テリトリー)から合計500,000署名を集めた。

そのアンチ・ゲイ法案は〈審議時間切れ〉という理由で国会が休会し、法案は棚上げになった。噂によると、反ゲイの主張を唱える議員連盟は来期の議会にまた改めて法案を提出する構えらしい。4日間で世界中からこれだけの署名が集まったことは大きな効果を上げたと思うし、実際はその署名の数以上に、世界各国でこの件が話題となり、特に西側メディアがウガンダを人権後進国家として伝えることを恐れたのだろうと思うが・・・いずれにしても〈アンチ・ゲイ〉の人間の頭の中を4日間で入れ替えることなどどだい無理なんだから、彼らの今の考えとしては、まあ、今は審議をやめて、このほとぼりがさめてからまた、再度。そして、今度こそ・・・という感じなのだろう。

議会が休会する直前の報道だが、昨日付け《Newsweek》の『ウガンダ独裁大統領と反ゲイ法案』という記事2011年05月13日(金)16時38分 アンドルー・メルドラム)には、こんな記述があった(記事の一部抜粋)。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/05/post-2088.php

ゲイ弾圧にアメリカ福音派の影
一方、13日には悪名高い反同性愛法案の審議が再開される。同性愛者の死刑を盛り込んだ同法案が最初に提出されたのは09年。以来、国内で物議を醸すのはもとより国際社会からも非難されている。
はたして死刑の条項は削除されるのか? 身内の同性愛者を当局に届け出ない家族に対する実刑も避けられないのか? そもそも同性愛であることは罪なのか? 同法案の行方に世界の耳目が集まっている。
ムセベニによるベシジェや反体制派に対する弾圧の強化と同様、ウガンダ社会の同性愛者に対する弾圧も激化している。ウガンダでの反同性愛運動の高まりには、同国を往来して集会を開くなどしているアメリカの福音派宣教師らが関係していると言われている。(引用おわり)

現在でも、同性愛は世界70ヶ国以上において法律で禁じられた“違法行為”だが、その“違法”の根拠は、知る限り、ほとんどが宗教である。オレが神を信じないと言うと、熱心な信者は「それはとてもかわいそうなことです」と言う。しかしその宗教が、こんな風に一部の人々の人権をおとしめていることに関する彼らの見解は当然、それは「神様がお決めになったことです」ということになる。これでは全く建設的な会話が成り立たないが、その議論が深まらないことも“神のおぼしめし”、ということになる。結局、署名運動の真の“敵”は、見えないし、声明も発しない〈神〉なのだろうか? 

オレが反“アンチ・ゲイ”運動に賛同するたびに、この地球が〈神〉の世界だからこそ、数々の“終わらない対立”が起きていることを改めて確認してしまい、胸の辺りがキリキリと苦しくなってくる。

思い出して欲しい。神はアダムとイヴを最初の人間としてそこからこの世界を創造したが、その全知全能の神が、早々に世界の作り方を失敗しているのだ。自分の思うような世界とは違う方向へ向かってしまったので、邪悪な者どもを洪水で溺死させ、ノアの一家だけを救ったのだ。だから現在の人間は全員ノアの子孫で全員親戚なのだ。で、みんなで仲良く暮らすはずだったのだ。しかし、ある国では人間が法的に親戚を殺していいことになっているし、長らく探していた親戚に会えた瞬間に射殺して、そのまま海に捨てていい国もある。それに対する報復も親戚の一部に熱烈に支持される。親戚同士の殺し合いは絶対に終わることがない。つまり神様が、またもやこの世の作り方を間違ってしまったことは明白である。だから、そのうちにもう一回、世界中を洗浄する大洪水が起きて、同性愛者も異教徒もアナキストも大麻容認派も自分の夫や妻以外とセックスしたことのある人も、結婚前にセックスしちゃった人も、大酒飲みも、遅かれ早かれ全員、溺死するのだ。じたばたしても始まらない。それまでの残り短い人生、どう生きるべきかは明白であろう。


上川あやさんも映ってる。

4.07.2011

4.10 原発やめろデモ!!!


今度の日曜日、東京・高円寺で大規模デモ〈4.10 原発やめろデモ!!!〉行われる。多くの人に、参加を呼びかけたい。

原発をなくせ、と言うと、「そんなら、電気使うなよ」と言う人が必ずいる。そういう人は「原発がないと大規模停電は避けられない」と脅す、電力会社、財界、政界、役人巻き込む〈原発マフィア〉が唱える《原発至上主義》のプロパガンダを鵜呑みにしてるんじゃないかしら。・・・おそらく、そのついでに、「原子力発電はエコ!」「自然に優しいオール電化!」てなやつも。

原発がなくたって日本の必要電力はまかなえる、と試算する学者は何人もいるのに、連中は、頭からそんな説に取りあうつもりはない。もし仮にそうした学者たちの試算が完全なものではないとしても、複数の研究者が、揃って事実から救いがたいほど大きくかけ離れた結論をひねり出すとは思えないから、その考え方は、エネルギー学的に少なくとも一考には値するはずだ。しかし、それとは全くの別次元で、〈原発マフィア〉には、兎にも角にも原発を偏愛する理由がある。電気事業法の総括原価主義という考え方により、原発のように高価な施設を造れば造るほど儲かる仕組みになっているのだ。
(よくわかる原子力 - 電力のコスト計算方式)
そんな一部の連中の懐を肥やすために、農家や漁師が泣いたり自殺する理由はない。自分の体温すら計らないのに、大気中や水道水の例の数値を毎日心配して調べなくちゃならない理由はない。

こんな思いを二度としなくていいように、自然エネルギーを最大限まで活用し、平行して社会の隅々まで堅実で現実的なエコロジー運動を進め、それでも足りなければ夜中のTV放送も街のネオンも止めてみればいい。まずは、今の日本のみならず世界中を覆ってしまったこの不穏と不安の元凶を、その〈マフィア〉のためのシステムを、一度全部止めてどうなるか見てみたい。それで、てんでダメなら、また考えればいいじゃないか。
やってみなくちゃ分かんない。でしょ?


そもそも連中にとって、止まって困るのは、電気の流れじゃない。別のものの流れだ。オレらは連中のマリオネットだったんだ、電動の。

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14:00 高円寺中央公園(駅南口徒歩1分)に集合
15:00 デモ出発!!!!! 
新高円寺駅、東高円寺駅を通り、一周して高円寺駅北口解散!


▼「4.10原発やめろデモ!!!」出演者リスト(予定)

【ダンス・ブロック】
[DJ]
・AXEMAN (SMALL AXE)
・YAHMAN (Tribal Connection/CHAMPION BASS)
…and more
[MC]
・ランキンタクシー
・RUMI
[Sound System]
・コバヤシステム(S.K.Y./WEEKEND)

【ライヴ・ブロック】
[LIVE]
・The Happening
・パンクロッカー労働組合
・フジロッ久(仮)
・どついたるねん
・pinprick punishment
・PPP
・ジンタらムータ
大熊ワタル(cl/シカラムータ)
こぐれみわぞう(チンドン太鼓/シカラムータ)
河村博司(g/ex:ソウルフラワーユニオン)
JIGEN(b/桃梨、ソウルフラワーユニオン、頭脳警察)
ギデオン・ジュークス(tuba/シカラムータ、渋さ知らズ)
関根真理(per/渋さ知らズ)
多田葉子(sax/こまっちゃクレズマetc.)ほか
…and more
[Sound System]
・みかん

【シルヴァー・ブロック(楽器隊)】
・アングリー・マーチング・コレクティヴ(誰でも参加可能。楽器・鳴り物をご持参ください)


★デモ参加者の皆さんへ
使い終わったてんぷら油を持ってきてください!

今回のデモで使用する車やバンド演奏の発電は、再生可能エネルギー(原発に頼らず、CO2も出さない天ぷら油&太陽光)を使用します。

そして、今後もこの取り組みを促進するため当日は使用済み天ぷら油の回収をします。
目標100リットル!ご協力お願いします!

・漏れない容器に入れて持ってきてください。
・容器は当日設置する缶に油を移し替えて、持ち帰ってもOK。置いていってもOK。
・天ぷらのかすが入っていてもOK!
・業務用やラードはNG!

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4.05.2011

棄権じゃなくて、拒否する方法は?


■しばらく前から疑問に思っていることがある。

普通選挙を保障する日本国憲法の第十五条には、オレに普通選挙が保証されることは書いてあるが、投票することが義務だとは書いていない。つまり〈投票所入場券〉が送られてきても、無視したっていいわけだし、もちろん無視している人は大勢いる。
しかし、問題は、この選挙制度自体に疑義を抱く場合だ。
ただ単に〈棄権〉すると、それは「投票する権利を棄て、自主的にそれを行使しない」ことと解され、選挙制度自体に対する疑義を示す機会を逸する。さらに〈棄権〉することで、例えばファシスト石原慎太郎のように特に気に入らない候補者をみすみす利することになってしまう可能性もあるとしたら腹立たしいが、渡邊、東国原ら対抗馬の大多数が信用できない、もしくは何者か知らない、ことの以前に、選挙によってリーダーや議員を選び、そいつらの“下”に民主主義が成立するという甘言自体を信用しなくなった人間には、選挙に際してその不信の意思表示の権利が与えられていないのか? という素朴な疑問である。憲法は普通選挙を保証するだけで、それが義務だとも言っていない代わり、それを拒否する自由があるともないとも明記していないのだ。
もちろん、選挙を信用しない、という意思を、投票所に出かけていって白紙投票する、あるいはイタズラ書きして箱に突っ込んでくる、という行為で示す方法もある。それも悪くないが、しかしオレにとってその方法が“致命的”に思われるのは、その白紙あるいはイタズラ書き投票で、投票率を上げてしまうことだ。投票率の数字=選挙制度に対する信頼の高さ、もしくは投票という行為自体ヘの信任、として都合よく解釈されるのが不愉快だ。
ならば、オレの権利を返還して、選挙管理委員会に受け取ってもらい、〈有権者数〉と〈投票者数〉の間に〈権利の自主返納者数〉としてカウントしてもらうことはできないのだろうか? 
・・・というようなことを思っていたので、この機会に東京都選挙管理委員会事務局に電話してみた。そして電話に出たFさんという男性に「ぼくはとちヂ選で誰にも入れたくない以前に、もはや選挙自体を信用していないので、そのことの意思表示はしたいのです。なので、棄権することも、白紙投票も本意ではなく、自分にとっての最も適切な意思表示法として、選挙権を返したいのですが・・・今回はとちヂ選なので、今回の分はそちらで受け取っていただけますか?」と丁重に訊いてみたわけである。
答えは残念ながら、「そういう制度がないし、“お客様(オレ註:彼は確かにそう言った)”の気持ちは分かるし、貴重な意見として承っておくけれど、こちらはそれ以上の判断をする立場にないし、今すぐに何らかの方法を指示する立場にもない」とのことだった。選挙を管理する委員会が判断する立場にないということは、オレの意見は〈選挙〉の範疇にない意見として処理されるのである。オレは真剣に選挙を考えれば考えるほどそのシステムが信用できなくなったのだが、その思考が〈選挙〉の範疇にないとは、とっても皮肉なことだ。 
そんな対応なんだから、もし受け取り証明付きの郵便か宅急便かで送り返しても、届け出住所からの転居ゆえの不達、というような扱いで静かに処理されるんだろう、おそらく。
さてさて・・・・きちんと言われた通り期日内に所得税の青色申告も終えたし、税金も納めている、このか弱き従順たる“いち市民”の正当な権利として、選挙権を拒否する方法は本当にないのだろうか? オレは不当な権利を乱暴に要求しているわけではない、どころか、その逆なのだ。ただ単に、やさしく返したいから、おとなしく受け取って欲しいだけなのにい。

3.31.2011

大丈夫だと百回言ったけど、本当は大丈夫ではなかった


■東電の社員が昨日(30日)の朝日新聞夕刊で告白している。

これまで「津波がきても大丈夫です、と百回くらい言った」と。
これまで「原発は安全です、と説明し続けてきた」と。

そして今「非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです」。

この人たちは、「原発は安全です」と言うのが仕事だった。それで給料を貰っていた。言葉は悪いが、カネ、生活のために「原発は安全です」と繰り返し、飽きずに言い続けてきたのだ。

ならば今現在も、そしてこれからも、同じようにカネのために、

「原発は安全です」と、
「津波がきても大丈夫です」と、
「ただちに健康に影響はありません」と、
「特に心配する必要はありません」と、
「デマに惑わされないで」と、

言っている、言い続ける連中がいる、と考えて、何が、どこが不自然だろうか?

真実を隠し、百回どころか二百回でも三百回でも、国民がクタクタに疲れ切るまで、そして、自分が今いる組織からたんまりと退職金をもらってオサラバするまで、「ただちに健康に影響はありません」と言い続ける気なんだろう、と考えて、何が、どこが不自然だろうか?

ハナからそういう方針だから、“上(影?)”からの指示通り、奴らはブレずにその方針を貫き通しさえすればいい。仕事としては、高給に値する恐ろしく簡単な仕事である(オレたちは、東電の下請け会社に雇われている人たちの話を聞いて学んだばかりだ。危険で難しい仕事こそ薄給だってことを)。

法令限度の3000倍だろうと、4000倍だろうと、それが仮に20万倍になろうと関係ない。痛くもかゆくもない。「海水に拡散しますから大丈夫です」とだけ、言い続ければいい。海を汚してる意識など、持つ必要は一切ない(そんな気配りは、給料に“つかない”)。(4月5日15時追記/4月2日、2号機近くの海水から国の定めた濃度の750万倍のヨウ素131が検出されていた、との情報を、たった今、日本テレビ『ミヤネ屋』で報じている)

そして何十年後かに、どっかの若いジャーナリストが訪ねてきて昔の責任を追及されたら、耄碌して半分ボケた老人を装い、

「非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

と、だけ、言えばいい。

3.28.2011

“誰にも見えない 臭いもない” (ものでオール電化しました)



■我らがランキン・タクシーは、こんな歌をずっと前から歌っていた。
そして彼は、歌いっぱなしではない。昨日午後の、京橋発→東京電力本社経由→日比谷公園の反原発デモにも、《全員反省しろ》と書いた自作の旗を持って参加していた、直接行動のレゲエマンだ。
ほんとに、全員がそれぞれに反省しなくてはならない事態だ。
でも、こういうときに、一番反省しなくてはならないヤツらだけ、反省してなかったりするものだ。


・・・この分だと、そのうち、この曲に輪をかけてキレのいいランキンさんの新曲が聴けそうだ!


ところで、これは今現在、東急電鉄の駅で配られているフリー・ペイパー:東急沿線スタイルマガジン『SALUS』の4月号に掲載されている東京電力の1P広告だ(もちろん、赤の書き込みはオレ)。4月号の配布開始は3月20日で、当然この広告出稿は3.11以前だから、東京電力はこの見事な墓穴広告が世に出るのを止めることはできなかった・・・。


読売新聞が報じているところによると、東電は、"スタイリッシュな"オール電化をバカスカ推進して、「あら、素敵ね」てな人たちに合計で原発2基分の電力を余計に使わせるように仕向けた。結局、「地震と津波のせいでこうなったから、計画停電やむなし。みなさん御協力を!」てな風に人ごとヅラして電気止めてるけど、「安心」だの「安い」だのって文句でオール電化を進めたから電気がこんなに足りなくなったのだ。原発の管理の悪さあり、オール電化の推進ありで全部自作自演のくせに、全部天災のせいにして、それで社長が寝込んでんじゃ世話ないぜ。

広告の上の方に載せてる、その二つの質問を今、もう一回してみろよ。
それから今、「ご高齢の方が安心して暮らしてらっしゃるか?」も。
「スーパーマーケットを何軒もはしごして、子供のためにペットボトルの水を探し回ることが家事の効率化なのか?」を。
それに、この先ツケをこっちに回して「月々の電気代をもっと」値上げするんじゃないだろうな、まさか。

オール電化が〈家族の願いをかなえる、確かなリフォーム〉なら、“オール電化のPR施設”である渋谷・電力館の改装オープンを延期することはないんじゃないの? 何かしら、後ろめたいところ、あるわけ?

とにかく23区内の電気も公平に止めろ。三軒茶屋も暗くしろ。そんで東急沿線のお金持ちに、オール電化の威力を見せてやれ!