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2.13.2013

『コンバ』に出てくるワード集

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ、全目次はこちら

今日は、本書(解説、あとがき含む)に出てくるワード・人名から主要なものをご紹介します。

▶▶▶オキュパイ We are the 99% アノニマス プッシー・ライオット(フェミニスト・パンク・ロック) ステファン・エセル『怒れ! 憤れ!』 ハクティヴィズム(ハッキング) ガイ・フォークス アンチAD クラウン・アーミー Think globally, Act Locally アクティヴィズム(直接行動主義) アーティヴィズム グリーン・ゲリラ カウンター・カルチャー ウィリアム・S・バロウズ バトル・イン・シアトル(バトル・オヴ・シアトル 1999) アルテルモンディアリスム(オルターグローバリゼイション) 養蜂革命 国境なき大麻 ピエール・ベルジェ 市民的不服従(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー) パレオ・ダイエット 温室効果ガス 破格語法 アルテュール・ランボー COP15(コペンハーゲン・サミット) ネオフェミニスト 核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング) バラク・オバマ ジョセフ・ロートブラット バートランド・ラッセル 行動か、さもなくば死か レミ・ガイヤール バイコット(Buycotte) コンシュマクター フラッシュ・モブ ボイコットBP グリーンピース(Greenpeace) テイト美術館を解放せよ(Liberate Tate) (エコロギーク)エレクトロニクス・ガイド 任天堂 東芝 ソニー エコ・バッテリー ソウシャル・コリオグラフィー レディー・ガガ・デモ LGBTプライド運動 リップダブ ネット市民権 AVAAZ.org カーボン・オフセット ANA(全日空) バイオ燃料 レジスタンス シャルル・ドゥ・ゴール主義 連帯キセル iPhoneアプリ タックス・ヘイヴン 新自由主義 バンクシークレッツ(www.banksecrets.eu/) 城南信用金庫 Move Your Money 舞踏テロ サンドラ・アブアヴ ヴァンサン・セスペデス IKEA 野宿者 エイズ ジェネリック医薬品 海賊党 ジミー・チュウ スシ・セレクター プレゼント免除証明書 空気浄化植物 アドバスターズ(広告破壊者集団) 無買デー(Buy Nothing Day) シテュアシオニスト ギー・ドゥボール ポップ・ダウン・プロジェクト トランスジェンダー的実存主義 アクト・アップ! 死の見本市(Salon de la mort) リソメイション イスラム教ファトワー 授乳アクション カーボン・フットプリント 反GMO(遺伝子組み換え生物) モンサント オレンジの半分 ニセ新聞 イエス・メン(The Yes Men) 強制国外退去 国境なき教育ネットワーク Porn for the Blind 昆虫食 キス=イン M.I.E.L.(性的衝動に関するエコロジーのための国際運動) ヴィルヘルム・ライヒ ベス・ディットー(ゴシップ) グリーン・カード 連帯貯蓄 ストップ・ショッピング教会 DIY ハッカースペイス バイク・ブロック ブラック・ブロック テリー・ギリアム(モンティー・パイソン) シュピール・グート グラスフェミー ダンプスター・ディップ 心理地理学 ドク・ジネコ グローバル・オーガズム・フォー・ピース  World Water Day グルーチョ・マルクス 緑の党 ダニエル・コーン=ベンディット ジョゼ・ボヴェ ドライ・トイレ グリーン・ウェディング・プランナー パクス(PACS フランス婚) ビオナニスト エコセックストイ SMSメッセージ ブーブクウェイク(おっぱい地震) バンクシー スペイス・インヴェイダー ゼウス リヴァース・グラフィティー(グリーン・グラフィティー) ポール “ムース” カーティス ケルヒャー グリーン・ヴァンダリズム イケア・ハッカーズ ルパンタンス 鈴木杏里 アルジェリア戦争 ルワンダ・ジェノサイド フランサフリック フェア・トレイド セクシャル療法 Park (ing) Day 性のアシスタント ロックコーア・プロジェクト ダヴィッド・ゲッタ ヤニック・ノア 電動アシスト自転車 自転車共用サーヴィス リサイクリング リサイクル・バンク 分別ポリス オリヴィエ・ブザンスノ(反資本主義新党) カルフール ユロ(尿)・エコロ フリーガン(Freegan) 週一菜食主義 ミートアウト・デイ ポール・マッカートニー 国際連帯休暇 国境なき発展 アレヴァ(アレバ) 球根テロ ゲリラ・ガーデニング エコロ=ブラックアウト ネオン団 トマ・サンコマ ルベン・ウム・ニョベ ガンベッタ ルイーズ・ミシェル 自転車裸族(サイクロヌーディスタ) ワールド・ネイキッド・バイク・ライド 国民アイデンティティー ブラック・ブラン・ブール 富士山 スティーヴン・チュー マイクロ=アクティヴィズム プラシーボ エドワード・アビー 爆破/モンキーレンチギャング サボタージュ エコ=アクティヴィズム 監禁用特製サヴァイヴァル・キット リーマン・ショック アラン・マンク マイクロ=シエスタ スロウ・カルチャー スロウ・ブック うんち紙(poopaper) 下水熱 親切の日 セロトニン アメリ オーディオ=エコロジスト ソイレント・グリーン エコロ=ジック(エコ音楽)・ムーヴメント レディオヘッド エスカ・ヨーン(アスガー・ヨルン) グラスゴウ・アナキスト・サマー・スクール スリー・サイデッド・フットボール ジネディーヌ・ジダヌ ロカヴォア フード・マイルズ(フード・マイレージ) ゼロ・eメイル・フライデイ アンプラギング・デイ 持続可能な開発(SD サステイナブル・ディヴェロップメント) ヴェオサーチ CO2スタッツ グリーンバード ナイキジャパン 宮下公園 スウェットショップ ナイキ・ブランケット・ペティション セキュリティー・チェック・ポルノ ネイキッド・エアー END:CIV etc.
  

2.05.2013

『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』発売のお知らせ(正式告知)

■『コンバ - オルタナティヴ・ライフスタイル・マニュアル』(通称『コンバ』)、主要書店やネット書店におおむね行き渡りました(と、思います)。
(もちろん、注文して下さっていない書店さんには入荷しませんが……“わけ分かんない本だから様子見”、ってことでオーダーを保留にしているお店も結構あるみたいです・笑)


★『コンバ』を現時点で取り扱って下さっている書店等一覧。
(随時更新中。お近くの書店に現在取り扱いがない場合でも、ご注文いただければほどなく届きます) 


確かに、だれの目にもひと目で何の本か分かる本ではありません。現物を見た書店さんがどの〈ジャンル〉の本として扱うかも、そのお店によって違っているようです。
たとえばネット上で分かるネット書店の扱いを見ても・・・

《丸善&ジュンク堂書店》では〈政治評論

《紀伊国屋書店BookWeb》はジャンル名としては明記なし(NDC分類で〈社会思想〉)

《honto ネットストア》では〈社会・時事・政治・行政

《TSUTAYAオンラインショッピング》では〈エッセイ・随筆

《ブックサービス》では〈教育・社会

《セブンネット通販》では〈サブカルチャー

《Honya Club》では〈ノンフィクション・エッセイ・コラム

《楽天ブックス》では〈社会科学全般

《Amazon.co.jp》では〈外国のエッセー・随筆

《e-hon》では〈サブカルチャー

《エルパカBOOKS》では〈社会・政治

《ヨドバシ.com》では〈エッセイ・コラム(海外)

といった具合です。ですからリアル書店でも、お店によって〈棚〉は上記の範囲内でまちまちかもしれません。


著者はこの人:
彼女は81.3 J-WAVE 《Sounds & Cities》でも、パリ代表としておなじみでした。

彼女マティルド・セレルは、

パリのFMステイション Radio Nova :

の、平日午前中の担当のジャーナリスト/パーソナリティーで、毎朝10時ちょうどに放送していた2〜3分の人気コーナーが《Combat/コンバ》。インターネットや最新テクノロジーを用いた、新しい21世紀型の社会運動や個人的なアクションのトレンドを世界中から集めて放送するもので、その放送の抜粋が本書・・・要するに、「この世の中、ムカつく」から「何とかしたい/何かやりたい」けど、どっかの党の党員になるとか、デモに行くとか、組合運動をするとか、政治的な集会に参加する、とかいった従来型の社会運動には興味が湧かないよ・・・っていう世界中の(主に若い)人たちが、実際に実践しているアクションを紹介するものです。

ひとりで、自宅で、ネット上のワン・クリックで、iPhoneアプリを使って、身近な地域で、あるいは仲間同志で、市民グループ(アソシエイション)と手を組んで、など、いろいろな生活圏内の範囲で実践可能な、よりよい世の中のためのアクションと新しいライフスタイルを提案している、88篇のサジェスチョン集。

この原書を買って読んだらあまりに面白かったので、自分で訳しました。そして人名とか組織名、それぞれのトピックに関係した各国の社会的背景などについては、可能な限り(日本の状況と比べてかなり特異な話題に関しては、ことさら掘り下げた)解説をつけました(でも、日本の話題もいくつか出てきますよ)。

本文目次は以下の通り。
日本の新聞やTVでは報じられない内容が大半ですので、現在の世の中を知るためのトリヴィア的に読んでも面白いと思います。

ミツバチを養子にしよう
大麻の物資援助システムに協力しよう
パレオ式にたらふく食べよう
ヴォキャブラリーを“破格語法”化しよう
フランスにひげを生やそう
核兵器廃絶アクション(ボムスポッティング)をしよう
エスカレイターを嫌おう
バイコットしよう
《BP》を批判したおそう
バッテリーを交換しよう
声明や要求事項を振り付けにしよう
大義のためにクリックしよう
あなたのVOL(ヴォル)の埋め合わせをしよう
巡礼・○○詣でに反対しよう
連帯キセルをしよう
銀行をビシビシ締め上げよう
カミカゼ・ダンサーになろう
人道的な海賊行為を擁護しよう
“分別あるスシ”で昼食をとろう
あなたのプレゼントを非物質化しよう
オフィスの汚染を除去しよう
広告の公共空間への侵略に抗おう
トランスジェンダー的実存主義者になろう
この世からきれいに消えよう
お乳をあげよう
グリーンなナンパをしよう
ニセ新聞を発行しよう
強制国外退去を阻止しよう
目の不自由な人たちのためにXを録音しよう
食虫性になろう
キス=インの練習をしよう
有毛の抵抗に突入しよう
エコ(年)賀状を送ろう
連帯貯蓄をしよう
あなたの消費主義を悪魔払いしよう
あなた自身でやろう
クリスマスに、無防備な子供を守ろう
グラスフェミーしよう
雇用センターを人間的な機関にしよう
心理地理学(サイコジオグラフィー)の基礎を学ぼう
直属の上司をののしろう
グローバルにイこう!
何人かで洗おう
グリーンな結婚をしよう
ビオナニストなマスターベイションをしよう
フリーなセディーユのために闘おう
あなたの乳房を見せよう
新種のグラフィティを“描こう”
イケア(IKEA)をヤッちゃおう
罪を悔いるために、あなたの体を差し出そう
エコな酔っぱらい方を選ぼう
セクシャル療法を最適化しよう
PARK(ing) Dayをオーガナイズしよう
“性の助手(セクシュアル・アシスタント)”になろう
コンサートのチケット代をヴォランティア活動でまかなおう
電動で漕ごう
ゴミ箱の重さを量ろう
スーパーマーケットの店内でピック=ニックしよう
地球のことを思っておしっこしよう
ゴミ箱に潜ろう
週一菜食主義を実践しよう
国際連帯休暇を取ろう
球根テロを企てよう
CO2の節制に、宗教上の節制を活用しよう
星たちを再び輝かせよう
通りの名前を変えよう
サイクロヌーディスタ(自転車裸族)に加わろう
あなたのショッピング・カートを“GMO(遺伝子組み換え作物)フリー”な商品で満たそう
共和国(フランス)を修繕しよう
山頂を塗り直そう
あなたのキーボードで反乱を起こそう
フライド・ポテト(フリット)で走ろう
あなたの犬を“犠牲”にしよう
社長を監禁しよう
職場で昼寝しよう
スロウ・カルチャーにしよう
茶色の“砂金採取”を支援しよう
親切になろう!
静寂をストックしよう
エコロ=ジック・ムーヴメントをフォロウしよう
別のサッカーをサポートしよう
山羊で刈ろう
自分をロカヴォアに変えよう
アンプラグしよう
携帯電話の価値を上げよう
あなたのネット・サーフィンを緑色にしよう
グリーンバードの群れで飛ぼう
素っ裸で旅しよう

・・・興味のある方は、ぜひ、お読み下さい。

長くなったので、今日はこのへんで。類書のない(だから本屋さんが扱いに困っている・笑)本なので、もう少し説明した方がいいこともありそうですから、また、そのうち追加で宣伝します。

お読みになった方の感想ツイートを見つけたら、
でもリツイートします。

みなさん、どうぞよろしくお願いします。

※追記(02.13)

『コンバ』に出てくるワード集はこちら。

10.20.2011

Rally for a Nuke-Free World in Japan - 原発のない世界を求める大行進 -

■今朝のテレビ朝日《モーニング・バード!》で、千葉県の行政の担当者が(言葉に気をつけて)ハッキリ言っていた。千葉県の今の農産物の放射性物質の検査は、自治体ごとに一品種で“いちサンプル”しか抽出しておらず、(別に町ごとに汚染しているわけではなく、帯状に汚染区域があらゆるところに散在し、ホット・スポットも予期せぬところにできている現状をかんがみると)今までの検査のやり方では、汚染された野菜が市場に流れてしまうことがないとは言えない、と。

もちろん県や自治体によってサンプリングの仕方は多少異なるだろうが、行政側も今のような検査方法では不十分だと分かっていながら、農家と小売業者を救うために、形だけ検査している、と、言われても一切反論はできないだろう。

みんなの近所のスーパーマーケットの野菜売場こそが、その危険さの証明である。うちの近所の《サミット》も《西友》も《東急ストア》でも、野菜売場に〈当店の野菜はすべて放射性物質検査をクリアしています〉という意味の表示はどこにもない。種類ごとに〈この**は放射性物質検査をクリアしています〉という表示もない。狂牛病禍の際には、アメリカからの牛肉の輸入は止めたし、国内産の牛肉には、今も〈BSE検査済み〉という表示がパックごとについている。何故、野菜については何も謳わないのか? 謳えないのである。加えて、消費者もなるべく、ウソでもいいから安心したい、平時と同じ買い物が、家事が、食事がしたいので、頭の中で何もなかったことにする方があらゆる意味で楽である。
かくして双方の思惑が暗黙のうちに見事な一致を示し、現在の“解決策”を見つけ、それを許しているのだ。

「分からないものは売っちまえばいい。どうせあとで消費者の体に何か起きてもうちで売った野菜との因果関係なんか絶対に証明できないんだから。コンヴィニエンス・ストアも、ハンバーガー屋も、牛丼屋も、みんな使ってるんだから。政府が何も言わないんだから。で、いざとなれば業界がまとまって、形ばかりの検査でよしとした政府の不作為を責めればいいんだから。お上が止めないものは市場に出回るし、うちはそれを売るだけよ。お客さんも、買う、って言ってんだからさ」

「スーパーでも並べてるんだから、きっと大丈夫。みんな買ってるんだから、きっと大丈夫。もし汚染されてても、うちの子に限って、大丈夫。だいたい、気にしてたら食事が作れないし、それで感じるストレスの方が体に悪い、ってテレヴィで言ってたし。それに、野田総理も福島のお米を食べるって言ってたし」

国民の間にそういう空気が蔓延していくことが、結果的に、そして知らないうちに、原発推進派を助けてしまうことになる可能性について、充分意識的であるべきだと思う。ウクライナ人よりも頑健な肉体細胞を持つ、かつ勇気のある人は野菜でも何でも普通通り食べればよいだろう。ただ、こういう事態もまた、望むのかどうか? そこは考えた方がいい。

計画・建設中の原発12基 7基「計画通り推進」

東京電力福島第一原発の事故で脱原発への流れが加速する中、全国の電力事業者が計画・建設中の原発十二基のうち七基で、計画通り建設を進める方針であることが十九日、本紙の取材で分かった。(本日付け・東京新聞)
記事全文は:


あさって、今週土曜のデモ。


101日にアメリカで開催されたRally for a Nuke-Free World (主催:Coalition Against Nukesに呼応して、東京・渋谷でデモを開催します。日本からそして世界から全ての原発を無くしたい人々の大行進に是非ご参加ください!
Rally for a Nuke-Free World in Japan -原発のない世界を求める大行進-
日時:20111022()  集合13:30 デモ出発14:30 (雨天決行)
集合場所:代々木公園ケヤキ並木南側
(最寄駅:JR&メトロ渋谷駅、JR原宿駅、メトロ明治神宮前駅)
Call
20113月に起こった福島第一原子力発電所の事故はチェルノブイリの事故を上回り、未だ収束することも無く放射能による環境や生命への汚染は続いています。日本の政府や電気事業者はそれでも原発推進をやめようとしないどころか、放射能の拡散や被曝の実態を隠し、より小さく見せようとしています。また政府やマスコミのこのような態度に疑問を持たない人々も多く、この原発事故も過去のこととなってしまいそうな気配さえ感じられます。
そんな中去る101日に福島の原発事故に呼応して、全米で反原発のアクション「Rally for a Nuke-Free World Oct 1(主催:Coalition Against Nukles)」が開催されました。それは福島第一原子力発電所の事故により甚大な被害を受けた日本への支援と、全米各地の原発の安全性への疑問を訴えるアクションでした。
このアメリカの動きに呼応し、311以降主に東京でデモやアクションを起こしてきた団体やグループが連携し、デモを開催いたします。私たちの足元のまずは日本の原発を全て停めること、更に世界中から原発を無くしたい、世界中の有志たちと繋がっていきたいという思いで企画を進めています。
原発の無い新しい世界への道を、わたしたちが主役になり繋がりあい切り開いて行きましょう。
1022日、渋谷。多くの同じ思いの人々で集い歩きたいと思います。
是非ご参加ください。
主催:首都圏反原発連合(Metropolitan Coalition Against Nukes
呼びかけグループ:Act 311 Japan / 安心・安全な未来を子供たちにオーケストラ / 「怒りのドラムデモ」実行委員会 / TwitNoNukes / NO NONUKES MORE HEARTS / 野菜にも一言いわせて!原発さよならデモ
協力:エネルギーシフトパレード / たんぽぽ舎
詳細:

10.12.2011

我が家の近くのホット・スポット


東京・世田谷区で、1時間あたりの放射線量が2.7マイクロシーベルト(μSv)を超える、高い数値が測定されていたことがわかった。 世田谷区によると、10月6日、世田谷区弦巻の住宅街の歩道で放射線量を測定したところ、最も高いところで、1時間あたり2.707マイクロシーベルトを観測したという。 これまで文部科学省が福島第1原発の事故後に測定した都内の空間線量率で、最も高い値は、3月15日の1時間あたり0.496マイクロシーベルトだった。 世田谷区は、すでに線量を下げる対策を行っているという。
10/12 17:34 FNNニュース

でも、こういう情報もあるんだよね。


で、他にいろいろ調べた情報を併せて考えると、2.7どころじゃなくて、実は4.7あったので、区が高圧の洗浄器を使って歩道部分の洗浄を行い、そのあとに測定した数値が1時間あたり2.7マイクロシーベルト(μSv/h)まで下がった、ということらしい(オレが掴んだいくつかの断片情報では、2つが同じ場所の話だという確証はないんだけど、逆に別の場所だったらもっとおおごとだ)。

つまり、FNNニュースの《区は、すでに線量を下げる対策を行っているという》という表現はトリックか? 「これから下がりますよ」と、いう意味に取ってもらうことを期待しつつ、実は「すでに線量を下げる対策を行っているのに、ここまでしか下がらなかった」という意味の原稿なんじゃないの? 世田谷区民はそこを注視しよう。話がかなり違ってくる。

いずれにせよ、これをチェルノブイリの区域管理基準に照らしてみると・・・

5.362μSv/h以上:強制避難ゾーン
2.011~5.362 μSv/h:強制(義務的)移住区域(4.7だと、このランクでも一番上の方になる)
0.670~2.011 μSv/h:希望すれば移住可能な区域
0.134~0.670 μSv/h : 放射能管理が必要な区域

で、今日の飯舘村よりも、この報道の世田谷区弦巻の数値の方が高いわけだ。


この場所は世田谷区中央図書館のそばだし、オレの好きなラーメン屋のそばだから(今日の昼も行った)、この半年にも何十回も通ってるところだ。

さて、世田谷って、この国の首都の、都心23区内で一番人口の多い区でしょ? 85万人以上住んでる。で、弦巻は区の真ん中だし、区役所のそばでもある。そこでこの数値だ。これを国は、都は、どうするのだろうか? 強制的に移住せよ、って言ってくれよ。オレはすぐにどっかに越して、このブログのタイトルも変えるから。
世田谷人って、ウクライナ人より体、丈夫なんだっけ?

「ノー、私たちはお前たちの危機に金を払うつもりはない」



■ナオミ・クライン による『ウォール街を占拠せよ:今世界で最も重要なこと』と題されたスピーチを〈BeneVerba〉さんが訳されている。

「ノー、私たちはお前たちの危機に金を払うつもりはない」
「我々はお互いを見つけたのだ」
「私はあなたを気にかけている」
「ようこそ」

おりしも彼女の最新刊『ショック・ドクトリン』(上・下)を読んでいる最中だが、クラインのこのスピーチに含まれる上記のようなパンチラインは、恐ろしき欺瞞に満ちた〈ショック・ドクトリン〉・システムに対する、まさに抵抗と団結のスローガンたるものだ。世界最大のマネー・ゲーム・センター=NY証券取引所のそばの路上で起こっていることは、その抵抗と団結の象徴に過ぎない

クラインが〈ショック・ドクトリン〉と呼ぶのは、その原因が自然災害か人災かにかかわらず、起きた大惨事を絶好の材料として、そのたびごとに急進的な市場原理主義改革を断行していくという、その、言わば“1%連中”のやり口のことである。

人々が災厄に見舞われて泣き叫び、うろたえるとき、彼らは無防備であり、抵抗力もなく、ただただ、災いの起こる前の暮らしに一刻も早く戻りたい、ということのみを祈りつつ震えている。その子羊のような赤ずきんちゃんに対して、仕立てのいい背広を着た狼が正体を隠してその手を差し伸べるとき、それは助けるためではなく、食べてしまうためだ。

我々の危機は、“狼連中のための危機”になっている。

TVウォール街の様子を見て、感心したり呆れたりしている場合ではない。これは福島の、日本の話である。



追記:その、『ウォール街を占拠せよ:今世界で最も重要なこと』スピーチを〈人間マイクロフォン〉によって行うナオミ・クラインの画像はこちら。かっこいいぜ。

10.05.2011

役所の鏡だぜ、農水省

■初めて『女性自身』なる雑誌の記事を読んだが、この見出し・・・我らが公僕の言としてはいささか乱暴で不自然だし、〈今週の芸能ニュース PICK UP〉としての【セシウム検出新米】の話なので、編集部がどこまで真面目なのか少々不安になるが・・・読んでみるとまあ、さもありなん、な内容だ。結果的に、農水省が国民に対して【セシウム検出新米】を喰らえ、と言っていることに変わりはない


これ読んで、JA全農福島ではなく農水省の方を支持する国民はどれだけいるだろう? (公僕である以上、その数こそがそいつらの“威信”である)

そもそも、〈国が定める暫定基準値=1キロ当たり500ベクレル〉未満なら本当に安全だという確証などないことは、国の態度が自ら証明しているわけである。

〈暫定〉とは、正式にはこうしよう、と決めるまでの仮のもの、という意味であって、逆から言えば〈1キロ当たり500ベクレル〉なる数値に絶対の自信がないからこその〈暫定〉なのだから。なのに何ヶ月経ってもその〈暫定基準〉のままだということは、この確証の持てない〈暫定基準〉よりもマシな〈新基準〉を見極めるための材料がないほど、“一体何ベクレルまでなら安全なのか、まるで分かっていない”、ということなのである。

それを〈国が定める〉なんていう文言を頭に付けて威厳を振りかざし(第一、その〈国〉が信用されてないっつーのにな)、国民を煙に巻き、ほとぼりが冷めるまで黙らせよう、というツラの皮の厚さは、なるほど高級役人体質の伝統的悪評にたがわない。

もちろん、オレが書いているのは、役所の発表を、好意的に、文字通りに受け取ってやったとして、の話だ。本当の数字なんて口が裂けても国民には言えないから、何があっても嘘をつき通すことに決めたのかもしれないよね。

ま、いずれにしろあんたら、ずーっと行けるところまで、しらじらしく、涼しい顔して、その〈暫定基準〉で行くつもりなんだろ? そうすれば、何年経とうと、何十年経とうと、科学的な客観性に裏打ちされた〈絶対基準〉を表に出さなくて済むからな。

それだけでも公僕として万死に値するペテンなのに、その(不確実という意味では明らかに)インチキな“仮の数値”を振り回して、より慎重に対処しようと努力するJAを上から“恫喝”するなんてえのは、ちょっとでも品のいいマフィアなら使わない手だろう。

その【セシウム検出新米】、まずは農水省の食堂で食べさせていただきますので、くらいバカ慇懃に言ってみろ。どうせ、ウソだろうけど。

10.02.2011

《9月後半にさらりと発表された福島原発の重大ニュースまとめ》

■のようなまとめペイジはとてもいい。

以下、そこでまとめられている見出し。

原発敷地外で初の「プルトニウム」検出
原発から80キロ地点で「ストロンチウム」検出
福島の緊急時避難準備区域を解除
群馬の汚染マップ公表と美術展の中止
埼玉の汚染マップ公開
千葉の汚染マップ公開



文部科学省がここにきて“さらり”と公表した群馬・千葉・埼玉の汚染マップに関しては、二重の意味で注目しなくてはならない。

第一に、もちろんその汚染状況について。
第二に、オレたち国民は、お上:文部科学省の5月の言いぐさを忘れてはいけない、というポイントにおいて。

読売新聞 平成23年05月16日朝刊にはこんな記事があったのだ。
(写真ソース:http://bit.ly/qGsezu

「チェーンメールで放射線のデマ拡大」

福島第一原発の事故に関連して、千葉県の柏、松戸、流山と、埼玉県の三郷の計4市で、飛び地のように放射線の観測値が高くなる「ホットスポット」が発生しているといううわさがチェーンメールやツイッター、ネット掲示板などで広がっている。

文部科学省原子力災害対策支援本部は「千葉と埼玉で測定されている数値は平常時と変わらない」としており、日本データ通信協会迷惑メール相談センターは「公的機関や報道機関などの根拠ある情報を確認してほしい」と注意を呼びかけている。同センターは状況の把握と分析のため、デマなどのメール転送を求めている

チェーンメールは、eqchain@dekyo.or.jp 、悪質メールは、eqmeiwaku@dekyo.or.jp  へ。

(記事は以上。太字はオレ)

デマの報道をした読売新聞への意見は以下の問い合わせフォームへ。

「公的機関や報道機関などの根拠ある情報を確認してほしい」とは笑わせるぜ。そいつらが根拠のないデマを流すから、市民グループ《放射能防御プロジェクト》が生まれたのではないか。



で、文部科学省は今頃になって5月の自分たちの犯罪的な大ウソをこっそり訂正したわけだが、そんな連中は当然ながら、この《放射能防御プロジェクト》が独自に調査して8月に発表した首都圏150箇所の〈土壌調査〉の結果も無視している。

埼玉県の三郷市には[一時移住区域=義務的移住区域(チェルノブイリ事故での区分に当てはめた場合。以下同)]があり、東京都内にも[希望移住区域=移住の権利が認められる場所]があり、都の南端、お金持ちが住んでいることで有名な大田区の田園調布には、町中に[放射線管理区域=不必要な被ばくを防止するために設けられる区域]があるし、それは横須賀市にも存在する。

のだが・・・、これらは今も“公的機関や報道機関などの根拠ある情報”に照らし合わせた場合の“デマ”ということになっているわけだ。

ここらでもう一度、放射能汚染情報の責任官庁である文部科学省の性格を、それからそこから出てくるデマを、購読料を取って国民に植え付ける読売のような新聞の役割を再認識した方がいいだろう。そういう新聞しか読まない/ネットで情報も集めない人と、《放射能防御プロジェクト》の仕事に注目している人との間には、最悪の場合、命にかかわる情報格差が生じ得るのだ・・・。


(再度)みんなで決めよう「原発」国民投票

あるべき直接民主主義の形を、死ぬまでにこの目で一度は見てみたい、という方は署名/賛同してみるのはどうでしょう? 
http://kokumintohyo.com/ 


参考映像「日本で「国民投票」はできるのか?」
今井 一(ジャーナリスト)
イタリアで原発再開の是非を問う国民投票が実施されたのは記憶に新しいが、果たして日本で国民投票は可能なのか?

9.23.2011

ツイッター・デモ 0924 ほか、いくつかのメモ

■いくつかのメモ。

市民グループ《みんなで決めよう「原発」国民投票》は、「原発」国民投票を実現するため、1111日までに111万人の署名を集めることを当面の目標として掲げて活動しています。

あるべき直接民主主義の形を、死ぬまでにこの目で一度は見てみたい、という方は署名/賛同してみるのはどうでしょう? それとも、あの、住む場所によって〈一票の重さ〉すらまちまちな、お上にあてがわれた“違憲”選挙に参加させていただく権利だけでよしとするのでしょうか? こういう運動や、デモなんかは慎ましい日本人の美徳に反するとお考えでしょうか?


◎一般人が普通にデモを呼びかけ、一般人が普通にデモに参加する、という普通のことをtwitterを通じてスマートにやり始めた有志による、もうおなじみ通称ツイッター・デモの第5弾は明日。


詳細は:

賛同はこちらのツイートを公式リツイート:
(このアクションは任意。これ抜きで直接デモに参加しても何の問題もなし)


◎朝日新聞が、先日の6万人デモ集会での大江健三郎の発言から〈経団連〉という単語を削除して報じたのが気になった。

集会では大江さんのほか、経済評論家の内橋克人さんや作家の落合恵子さんらが登壇。大江さんは「原子力は荒廃と犠牲を伴う。私らは原発に抵抗する意志を持っているということを政党の幹部に知らせる必要がある」と呼びかけた。

実際のスピーチの締めの部分。

〈(私らが抵抗する意志を持っている、ということを)想像力を持たない政党の幹部とか、また経団連の実力者たちに思い知らせる必要があります。そのために、私らに何ができるか。私らにはこの民主主義の集会、市民のデモしかないのであります。しっかりやりましょう〉

政党の幹部〉という一般名詞は記載するが、固有名詞はマズいんだね。まあ、そういう嫌~な水脈が透けて見えるのに耐えられなくなってオレも東京新聞に変えたんだけど。

ここにスピーチの動画と、いい(!)写真があります。


911新宿デモにおいて、警察権力は常軌を逸した弾圧を行い、不当にも12人を逮捕したが、12人は順次釈放された。起訴などできないことが最初から分かっている見せしめの逮捕をし、見せしめの家宅捜索を行う。税金で食ってる公僕が“誤り”を犯したら(その主人であるところの)公に向かって謝罪するのが筋だろう。それが、あいつらときたら、高い給料で洗脳教育を施され、善悪の思考回路を閉ざされ、ただ上からの命令に従って機械のように市民に集団暴力を振るい、それで平然としている。四谷署警備課のひとりの51歳の警部補が神宮球場でヤクルトのTシャツを盗んだことよりも遥かに深刻な問題だ。オマワリが山のように揃っていて、一切の正義がそこにないのだ。このギャング連中によるあからさまなデモ潰しは、さて誰の命令か? どういう力学によるものなのか? まさかオマワリも、真夏に自宅のエアコンが止まると嫌だからアンチ原発の市民に暴力を振るっているわけではないだろう・・・。

詳細は:

9.20.2011

恋に似た、金色の落ち葉が危険物だとは

■暮れゆく 秋の日よ  金色の 枯葉散る
つかの間 燃え立つ  恋に似た 落ち葉よ
・・・は、オータム・ソング・クラシック:「枯葉」日本語版の歌詞の一節だが、ああもう、つかの間も燃え立ってはいけないのだ。

知らなかったのはオレだけだったのかな・・・首都東京に隣接する千葉県松戸市では、落ち葉を燃やせないほど状況が深刻らしい、ってことを。


平たく言えば、松戸市は市民に対し、「お宅の敷地内の木の枝も、落ち葉も、草も、〈燃えるゴミ〉で出さないで! 線量が高くて市の焼却施設で燃やせないから!」と、枯葉の季節を前にお触れを出していたのである。本来自然由来の可燃ゴミになるはずのものが、特別なそれ専用の車で収集しなくてはならない〈危険物〉になってしまっている・・・それほど同市には望まれない物質が大量に降ってきた、ということだ。さらにこのお触れを読んで気持ち悪いのは、「危険だからこっちで別に集めます」と言いながら、集めたそれをどうするのかには全く触れていない点だ。

国民が直接選べない“我らがニュー・リーダー”を輩出した県民は、今、“指導者”に急いで陳情の嵐を浴びせないと、いつヒラ議員に戻っちゃうかわかんないよね、などとおせっかいをやいている場合ではない。

昨日のデモで渋谷原宿界隈を長時間歩いたが、もうたくさんの落ち葉が風に舞い、黄金の銀杏が灰色のアスファルトを彩っていた。ちょうど一緒に歩いていたIさんと、「今年の銀杏、食えるんでしょうかね」なんていう話をしていたところだった。

首都圏で松戸市だけが集中的にまずい状況になっているとは考えがたい。近辺の自治体でも、同様のお触れを出してるところがあるのだろうか? 少なくとも東京都では出てないと思うんだけど、だとしても、松戸市役所から都心(東京タワー)まで直線でたったの20kmだ。

この季節、地上に顔を出した松茸が出荷できないとか、木から落ちた枯葉を燃やせないとか、・・・つまり、今年の秋は去年の秋とは全然違う秋なのだ。そもそも、人間だって移ろう自然の一部に過ぎない。なのに、この状況下で、何故ゆえ人間だけが大丈夫でいられるだろうか。

9.17.2011

産経の悪意

■11日の新宿のデモで驚いたのは、警察の異常な、それは異常な弾圧だった。大量の逮捕者を出すことが当初からの“目的”だったのだろう。このままデモが拡大していくと大変なことになるかもしれない、と危惧する勢力が、〈デモなんかに来ると逮捕される。よい子はこんな連中の集まりに来ちゃいけない〉というイメージを作り上げたいのだろう。そしてナイーヴな警察はそのパワーに飼われ、ひざまずき、その手先となって真面目に参加者に暴力を振るう。逮捕することが目的なのだから、理由なんかどうでもいい。とにかく逮捕者を出さなくてはいけない。交通違反の罰金収入のノルマを達成するためにはどんな卑劣な方法でも使うのと同じだ。もちろんデモをできるだけ小さく見せるために、参加者数を思いっきり少なく発表する。市民の権利や安全を考えることは、公僕である警察官の仕事ではない。

では奴らが誰のために仕事をしているのか、昨日の産経新聞の悪意に満ちた表現の羅列を見ると大体想像がつくだろう。


(産経新聞 2011.09.16 金/社会欄27面)

その悪意の露骨さを和らげるべく、原発問題とは関係のない〈ライブ〉や〈イベント〉のことも挟み込んで、最後に、これは“デモ潰し”の記事ではない、という顔つきに形よくまとめるのかと思いきや・・・この、トイレのほんの2メートル手前で漏らしてしまったような、弛緩した最後っ屁のような結びの一文はなんだろう。無記名原稿だと、記者はここまで下品になれるのか(産経はベタ記事以外でも無記名記事が非常に多い)。
赤線を引いた箇所のように、ここまで一方的にネガティヴな文句を書き連ねれば、「このななしの記者はニュートラルな視点で物事を見て記事を書いているに違いない」、と感心する読者はおそらく皆無だろう。それは本来新聞の沽券に関わる大失態なはずだが、編集局の上司もマフィアの広報紙だと割り切って、こんな記事の幼児性を目こぼししている、ってことなのだろうか。

この記事の、読んで力の抜けるような幼稚な悪意について1点だけ書いておくなら、最上段左の

〈主催者側がネットで「出入り自由」「踊るだけでももちろんOK」「めんどうな集会などいっさいなし」と告知した〉

という箇所は、記者はここからコピペしたのだ。


これはデモの一部を形成する〈ドラム・ブロック〉の紹介文に過ぎず・・・このマーチング・バンドの近くで、リズムに合わせて歩きたい方は楽器を持ってなくてもお気軽に隊列に混じって下さい。このバンドは参加者に一切何も強制しないし、内部にヒエラルキーも作らないし、アナーキーな自由主義を尊重する集団だから、終わったあとに何かのグループに入れだの、集会に来いだの(笑・そもそもそんなのを一番嫌ってるんだから)は一切言いませんから、興味のある人は安心して参加して下さいね・・・という説明なのである(ましてや、その「めんどうな集会などいっさいなし」という部分を最初につぶやいたのはオレなのだ)。
そうした言葉を恣意的にコピー&ペーストしてデモ全体に敷衍し、デモに対する何らかのイメージ操作に使おうとした。読者に嘘を読ませるのだから、記者としては明らかなダメ仕事であるが、マフィアの広報紙としてはこれでOKなのだろう。

同じ日の東京新聞も大枠の記事を作っている。こちらはデモから5日を経てなお、11日の弾圧を問題視する記事を、小倉貞俊記者が記名原稿で、作っている。


(東京新聞 2011.09.16 金/特報欄26面)

ぼくは、実際にデモに最初から最後まで参加して状況をある程度自分の目で見ていた人間として、こちらの東京新聞の記事の方が遥かに信用できるが、みなさんはどのようにお感じになるでしょうか。

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デモ後に、アルタ前で柄谷行人が行った演説。

2011 9 11 新宿アルタ前演説
柄谷行人「反原発デモが日本を変える」


▶▶▶この4月から反原発のデモに参加しています。このアルタ前でも6・11デモにも参加しました。
私がデモに行くようになってからいろんな質問を受けます。しかもたいがい否定的な質問です。

そのひとつは、「デモで何が変わるのか?デモで社会を変えられるのか?」というものです。私はこう応えます。もちろんデモで社会を変えることができる。確実に変えられます。なぜなら、デモをすることで、デモをする社会をつくれるからです。(歓声)

考えて欲しい。今年の3月以前に、日本には沖縄を除いてデモはほとんどなかった。それがいま、日本全国きょうもたぶん100ヵ所以上でデモが行なわれています。その意味で、日本の社会はすこしは変わった。これは明らかです。

例えば、福島原発の事故のようなことがドイツやイタリアで起こればどうなるか、あるいは韓国で起こればどうなるか、巨大なデモが国中に起こるでしょう。しかしそれに較べれば、日本のデモは異様なほどに小さい。しかしそれでもデモが起こったことは凄い、救いであると私は思います。(拍手)

デモは主権者である国民にとっての権利です。デモができないなら、国民は主権者ではない。例えば韓国では20年前までデモは出来なかった。軍事政権があったったからです。しかしその軍事政権を倒して国民主権を実現した。デモによって倒したのです。そのような人たちがデモを手放すはずがありません。

では日本ではなぜデモが少ないのか?なぜそれはヘンなことだと思われているのか?それは国民主権を自分の力で、闘争によって獲得したからではないからです。日本人は戦後、国民主権を得ました。しかしそれは敗戦によるものであり、事実上占領軍によるものです。つまり自分で得たのではなく、与えられたものです。ではこれを自分自身のものにするためにはどうすればいいか?それはデモをすることです。(拍手)

私が受けるもうひとつの質問は、「デモ以外にも手段があるのではないか?」というものです。たしかにデモ以外にも手段があります。そもそも選挙があります。その他さまざまな手段があります。しかし、デモが根本的です。デモがある限りその他の方法も有効になりますが、デモがなければそれらは機能しません。いままでと同じことになります。

さらに私が受ける質問は、「このままデモは下火になっていくのではないか?」というものです。戦後日本には幾度も全国的な規模のデモがありました。しかしそれは長続きしなかった。今回のデモもそうなるのではないか、というわけです。たしかにその恐れはあります。マスメディアではすでに、「福島の事故は片付いた」、「ただちに経済復興に取り組むべきだ」というような意見が強まっています。ところがそんなことはない。福島ではなにも片付いてはいないのです。しかし当局やメディアは片付いたかのように言っている。最初からそうです。彼らは最初から事実を隠し、たいしたことはなかったかのように装ってきたのです。ある意味でそれは成功しています。多くの人たちがそれを信じている。信じたいからです。そしたら、今後に反原発のデモは下火になっていくことは避けられない、というふうに見えます。

しかし違います。福島原発事故は片付いていない、今後もすぐには片付かない、むしろ今後に被爆者の病状がはっきりと出てきます。また福島の住民は永遠に郷里を離れることになります。つまり、われわれが忘れようとしても、またじっさいに忘れても、原発の方は執拗に残る。それはいつまでも続きます。原発が恐ろしいのはこのことです。それでも人々はおとなしく政府や企業のいうことを聞いているでしょうか。そうであれば、日本人は物理的に終わりです。だから私はこう信じています。第一に反原発運動は長く続くということです。第二に、それは原発にとどまらず日本の社会を根本的に変えるちからとなるだろうということです。(盛大な歓声)みなさん!粘り強く闘いましょう!以上です。
(演説書き起こし・松元保昭氏)