■先日のエントリーでアムステルダム市の話(や、プラハの噂)をしたけど、11/06(火)には、アメリカのコロラド州、ワシントン州の2州が、住民投票により、アメリカ合衆国で初の〈大麻をレクリエイション(=気晴らし、娯楽)のために使用してよい〉州となった。
(11/07『ル・モンド』)
アメリカでは多くの州で〈医療目的の大麻使用〉が許可されてきたが、嗜好品としても使っていいこともようやく認められたことになる。
先日、〈大麻を規制すること自体が基本的にナンセンスだという考え方はほぼ欧州全体に(政治的に!)大なり小なり浸透している。〉と書いた矢先、その傾向は合衆国でも形になって現れ始めたわけだ。
社民も共産も、当然(というか、どこより先に)“みどり”も、この傾向に続けば票が大量にもらえる予測は立ってるはずなのに、なんで言わないんだろうね。
そりゃ、ひどく濫用すれば危険性はあるだろうさ。だけど、酒、煙草、ギャンブルなんかの嗜好品や娯楽と同じ種の自己責任を求めることを条件に一定の寛容さを示す、という政治的対応が必要なものなんですよ、大麻は。そういうこと、頭では分かってるんでしょうに。
ところで、上の報道の写真、『朝日新聞』から拝借しようと思ったんだけど、
14 時間前 - 【ロサンゼルス=藤えりか】コロラド州とワシントン州で、嗜好(しこう)品としての大麻 合法化の是非を問う住民投票があり、賛成多数で可決された。医療目的での使用は複数の州で認められているが、嗜好品では初。
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今朝から何度アクセスしても、一切このペイジがロードできないのよ。
み~んな見てんのかね・笑。
追記・おー、やっと繋がった。でも(きっと敢えて)写真使わないんだね。メディアとしてつまんないぜ、そういうの。
朝日新聞デジタル>国際>北米>記事
2012年11月7日18時44分
大麻合法化、嗜好品で初 米コロラド州・ワシントン州
【ロサンゼルス=藤えりか】コロラド州とワシントン州で、嗜好(しこう)品としての大麻合法化の是非を問う住民投票があり、賛成多数で可決された。医療目的での使用は複数の州で認められているが、嗜好品では初。ただ、州法に優先する米連邦法は大麻をすべて禁じており、連邦レベルでは引き続き取り締まりの対象だ。
両州ともそれぞれ州法では1オンス(約28グラム)の大麻について、21歳以上なら所持または使用が認められる。大麻取引は課税対象となるため、地元の自治体財政は潤う見通しだ。これまで不法取引に暗躍してきたメキシコの麻薬組織への打撃にもなるとの見方もある。米メディアによると、ヒッケンルーパー・コロラド州知事や地元の観光当局などは「イメージを損なう」と反対していた。