■このブログでは、クソったれな話題が続いている。少し気分転換しなくては。
そこでフランスのソウル・シンガー:スライ・ジョンソンの「I'm calling you」。〈Syl Johnson(シル・ジョンソン)〉じゃないよ。シル・ジョンソンはもちろんオレも好きだが、このスライ・ジョンソンがまた、強烈にいい。
彼はヒップホップ・グループ〈Saïan Supa Crew(サイアン・スーパー・クルー)〉のメンバーで、そこでの名前は〈Sly the Mic Buddha(スライ・ザ・ミック・ブッダ)〉だった男。
サイアンでも美声を聴かせていたが、満を持して昨日、9月20日、ソロ・アルバム・デビューした。アルバム・タイトルは『74(スワソント・キャトーズ)』。オーティス・レディングのレパートリー「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)」なんかも歌ってるけど、全く曲負けしてない。この男のヴォーカルは、子供騙しじゃない。
で、そこからのファースト・カットが「I'm calling you」。日本でもまあまあ知られている、ジプシー/ナイジェリア・オリジン、英語で歌うフランス在住ドイツ人歌手〈Ayo(アヨ)〉をフィーチャーしている。
これからひと月の間、ビッグ・ネイムの注目の新譜がいっぱい出てくるけど、本ブログではスライ・ジョンソンを強力に推薦しておきます。
もっと観たい人へ、メイキング映像。