2011年4月30日(土曜日)
午後13:30集合開始
午後14:00出発
【主催】
4.30 脱原発デモ@渋谷・原宿を実行するTwitter有志一同
【集合場所】
代々木公園ケヤキ並木南側
詳細は:
とのこと。
こういうデモの作り方は日本で初めてではないだろうか? ・・・しかし Twitter をやってないオレは、その Twitter とやらの上で、どういう感じで人々が集まり、まとまっていくのかが想像がつかない。それに〈公式リツイート〉って何なのかも分からず、〈参加表明〉をする仲間に入れない・・・。
これはくやしい、と思い、本日 Twitter アカウントを作ってオレも〈参加表明〉しました(・・・独り言を言う習慣もないし、このあとどうやってうまくつぶやけるのかは心許ないが、今朝から“もごもご”とイメトレは開始した)。
とにかく、社会運動/市民運動に慣れた既存の団体/集団が組織するデモとは違って、今まで一度もデモを作ったことのない人たちが Twitter で合意を作って話を進めていくというこういうデモの作り方は、それ自体をひとつの事件として大事に見つめたいし、参加協力したいと思った。
こんな動きが起きてくるほど、原発人災事故が与えたネガティヴなインパクトは甚大だったわけだが、しかしそれによって市民の間でデモが特別なことでなくなっていき、デモに親しみを抱く人が増え、デモが実は楽しいものであることを知る人が増え(誰がつまらないことを進んでやるか!)、デモ参加者が非参加者の一部にどんな目で見られているかを身をもって体感し、その視線と自分とを相対視することによって世の中の構造が少し見えて、その中での自分の立ち位置を定める/確認する人が増えてきている、ということが、今回の惨事から引き出すことのできるポジティヴな効果であることは間違いない。
語弊など恐れないが、持たざる者にとって選挙の〈投票用紙〉など、ロト6のハズレ券と同じである。結果発表までのちょっとの楽しみを与えてくれる以上の効果を持っていない。自分が投票した人間が当選したからといって、持たざる者に“配当”の朗報がもたらされたためしがあるだろうか? むしろ投票はその真逆の方向に作用し、選挙制度、現在の議会制民主主義制度が持たざる者にも信任されたとして、その一票が連中の都合のいいように解釈されるのがオチである。選挙はすなわちシステムの信任であって、弱者の示威には現実的にはほとんどなり得てこなかった。山がちょっぴり動くことはあっても、時期が経つと、その山は不思議と元の場所に戻っているものだ。
しかし、路上では誰だってデモンストレイションできる。この国ではまだまだ制約はあるし、まわりを目障りな連中に取り囲まれるし、行為が一瞬で実を結ぶものではないが、だからこそ、誰もがゆったり無理なく楽しみながら、確固たる示威行為としての持続性を持っていけるようにみんなでデモを作り、育てていかなくてはならないと思う。
と、考えたときに、今週土曜のデモの成り立ちだけとってみても、これはエポック=メイキングな新事例として、(先日の素人の乱 高円寺デモを筆頭に)ここ最近脱原発を旗印に日本中で起きている一連の市民運動の全体に強いインパクトを与えるのではないだろうか? 既に、その部分で成功と言っていい気がする。あとは当日、みんなで“普通にいいデモ”を現場で作るのみだ。
***連休中の、把握してる範囲での東京のデモ情報***(いつも東京の話ばっかりですみません)
04月30日(土)
4・30 脱原発デモ@渋谷・原宿(↑)
05月01日(日)
辺野古に基地を押しつけるな! 新宿ど真ん中デモ
――軍隊がTOMODACHI? お断りします。――
@新宿駅東口広場(アルタ向かい)
ごご1時30分 事前街頭情宣
ごご3時 デモスタート
05月03日(火)
自由と生存のメーデー2011
MAYDAY for FREEDOM AND LIVES
──3.11/逃げる・つながる・追いつめる
・集会 15時半開場(フリーター全般労働組合事務所)
「原子力産業と労働者──『フクシマ50』の真実」
お話:樋口 健二さん…写真家。国家が揉み消す“暗黒労働”としての原発労働者の姿を追い続ける。著作『闇に消される原発被曝者』『原発 1973年~1995年 樋口健二写真集』など。
・サウンドデモ 18時半集合(新宿中央公園)
twitter @mayday_0503 ハッシュタグ #mayday_0503
05月05日(木)
世田谷脱原発デモ
14時 梅ヶ丘・羽根木公園スタート→下北沢駅前(ゴール)
★予定。詳細は確定後、後日★
05月07日(土)
素人の乱 原発やめろデモ 2
★場所、時刻等、詳細は確定後、後日★
その他の催し、あるいは日本各地のデモなどの情報は《脱・原発系イベントカレンダー》を参照のこと。