■アシュカ・エ・レ・サルタンバンク(右側〈詳細プロフィール〉の中の、今年の気に入り音楽リストの中にも入ってる→→)の、大ヒット闘争賛歌「On lâche rien(オン・ラシュ・リアン)」に日本語対訳字幕がつきました。(C'un excellent job, mes lascars !!!)
これはぜひYouTubeに飛んで見て欲しい。
飛んだ先で触れられている本、『ミュージック・マガジン』増刊『プロテスト・ソング・クロニクル』(後日、ちゃんと紹介します)の中で、この曲を是非取り上げなくてはならないと思って原稿を書いたのはオレですが、それと同じ時期、全く相談も打ち合わせもなく、知らないうちに仲間たちがこの曲のヴィデオに日本語字幕をつけて日本人に見せようと考えて作業していた。で、アーティストに許可をとって、オフィシャルな日本人向けPVを作り、昨日公開されました。
こういうオレたちの“仕事”は、テレヴィでは放送されない(笑)。
この曲は去年の秋、フランスでサルコの政権が打ち出した年金改革法案に反対し(人口6千万の国で)300万人がゼネストを敢行、同時にパリ、モンプリエ他主要都市で数十万人規模のデモが何度も組織された際に大合唱され、彼の国の新デモ・アンセムとなった曲です(詳しくは『プロテスト・ソング・クロニクル』で)。そんで、この映像はそのときのパリのデモの様子。
さて、今日のデモの準備をしなくては(つって、集合場所への行き方を調べるだけだけど)。