■昨日のエントリーの最後にくっつけた、今年春のロンドン、Anti-G20サミット(先進+新興20ヶ国蔵相/中央銀行総裁会議)デモのYouTube映像に使われていた曲は何だ? と、友人に訊かれたので記しておきます。
▶The Prodigy「Thunder」
今年初春のニュー・アルバム『Invaders Must Die』(いいタイトルだ!)に入ってる曲。
どうして今頃、春のロンドン・デモの映像を使ったかといえば、出てくる連中の発言が分かりやすいし(オレの耳ではうまく聴き取れない人もいるのだが、言わんとしているところは分かる)、映像の編集も奇を衒ってないけどキャッチーだし、でも何より、オレがこの曲が大好きで、この選曲にグッときたから。
I hear thunder but there's no rain,
this kind of thunder break walls and window pane
this kind of thunder break walls and window pane
シンプルなリフレインで熱くさせるこういう歌詞が好きだし、抵抗運動のサントラにもピッタリだ。つーか、その為に書かれているとしか思えない。それから、この曲はレアなレゲエ・チューン(Trevor Joe「Ethiopian Peace Song - aka. Rasta Peace Song」)をサンプリングしたか、そのリリックを拝借したかしているらしく、そこも興味をそそるのだが、残念ながらそんな曲は持っていないので確かめられない。
曲を通して聴きたい人は、例えばここなんかでどうぞ。
でも気に入った人は、きちんとひいきのショップかサイトでアルバムを買って聴き込んで欲しい。