■3ヶ月前のシュガー・マイノットに続き、“The Cool Ruler” グレゴリー・アイザックスまで逝ってしまった。昨年ガンの告知を受けて闘病していたが、25日の朝、ロンドンの自宅で他界したとのこと。
享年59歳。
享年59歳。
画像は『ガーディアン』紙の第一報だが、同紙はこの速報に続き、完全な追悼記事をこれからアップするという。同紙の報道の細やかさにも頭が下がるが、そもそも、こうした2段階報道の扱いにふさわしい大スターだったのである。
ボブ・マーリーの相棒は、バニー・ウェイラーが健在(今年もヨーロッパ・ツアーを行なった)だが、ピーター・トッシュは20年以上前に殺された。
その“レゲエの神様”マーリーたちの背中を見てきた次世代の五天王と言われたスター集団が、“皇太子”デニス・ブラウンに、この“クールな統治者” グレゴリー・アイザックス、シュガー・マイノット、フレディー・マグレガーにジョニー・オズボーンだ。このうち最初の3人がいなくなってしまったことになる。
ジョゼフ・ヒル(カルチャー)もジャスティン・ハインズも、アルトン・エリスもラッキー・デューベもいなくなった。好きな人がどんどんいなくなる。