■光文社古典新訳文庫からボリス・ヴィアン『うたかたの日々』(野崎歓/訳)が発売になりました(これで3ヴァージョン目の邦訳ですね)。
それに関連して、先日《光文社古典新訳文庫カフェBlog》の執筆者である渡邉裕之さんの取材を受けました。
『うたかたの日々』といえば、〈2つのことがあるだけだ:あらゆる流儀で楽しむ、しゃれた女の子たちとの恋、そしてニュー・オーリンズかデューク・エリントンの音楽。それ以外は消えてなくなるべきだろうな。それ以外は醜いんだから〉という序文がつとに有名ですが――(これはオレ訳です。野崎訳はどうなってるのかしら。新潮社版『日々の泡』のこの箇所は、ジャズ愛好家的には看過できない誤訳があります)――、渡邉さんが同ブログで新版『うたかたの日々』について書かれる際に、(ぼくが『ボリス・ヴィアンのジャズ入門』を訳した関係で)氏よりジャズ切り口の話を聞かせて欲しい、というお申し出があったからです。ありがたいことです。
ここが《光文社古典新訳文庫カフェBlog》のそのペイジ
で、そこに受けたインタヴューのさわりが載っており、そこからインタヴュー全文の掲載された渡邉さんのブログにリンクが延びています。
ぼくのインタヴューというよりも、パリとボリス・ヴィアンとジャズとレゲエの話ですので、ご興味のある方はぜひご一読ください。