4.07.2010

4/1、宮下公園のナイキによる工事着工を100名の仲間で阻止!今後ともすべての仲間の力で阻止し続けよう!

■《Circle A》サイトより、4月5日までの状況報告。
http://makhno.sanpal.co.jp/CircleA/?q=node/82 
4/1、宮下公園のナイキによる工事着工を100名の仲間で阻止!今後ともすべての仲間の力で阻止し続けよう!
宮下公園のナイキ化工事についにゴーサインが出され、工事着工予定日の4月1日を迎えた。3月10日の渋谷区議会都市環境委員会において、公園課が4月1日から10月末まで工事を行い、11月初め宮下ナイキパークオープン予定との日程を報告。3月16日、公園課長は作業員とともに原宿区画のフェンス完全封鎖を強行しようとしたが、約60名の仲間の実力で撃退、3月中は各地の野宿の仲間や宮下ナイキ化に反対するアーティストたちなどとともにテントなどで占拠し、工事を阻止した。3月24日の工事説明会では肝心のナイキ関係者は出席せず(警察からの入れ知恵とのこと)、公園課と工事を請け負った東急建設が説明し、仲間の怒りの声を浴びる。
 工事着工前日、3月31日、昼に渋谷区議会抗議情宣、傍聴行動を闘った。この日の本会議で工事のために、「宮下公園運動施設管理条例」、「渋谷区立都市公園条例の一部を改正する条例」の採決がある。この2つの条例が可決された直後、傍聴席で横断幕を広げ、抗議の声を区長桑原と賛成議員に叩きつける。夜のデモでは190名の仲間が結集し、渋谷の街に「宮下ナイキ化工事反対」の声をとどろかせた。特に原宿のあたらしくできたナイキショップ前では音楽隊が抗議のサウンドを叩きつけた。その後、この間「占拠」し続けている宮下の原宿側に集まり、打ち合わせの後、皆でテントに泊まり込む。この日は世界同時行動、フランス・パリでナイキへ、オーストラリア・シドニーで日本領事館へ、タイ・バンコクで日本大使館へ抗議の声を届けた。
 そして4月1日、朝から監視態勢に入り延べ100名の仲間が結集、公園課も東急建設も姿を現すことができなかった。宮下中央階段の通りの向こうにある東急建設本社に対して抗議のシュプレヒコールを叩きつける。その後、これまで野宿の仲間を追い出してきた東急グループの頂点である東急電鉄本社前でストライキを闘った労働組合の仲間と合流。
 公園課は原宿側のテントの仲間を強引に遊歩道の代替地に移転させ、「ホームレスの問題は解決した」とうそぶくが、だからといって工事着工を許していいという話にはならない。年度初めから5月連休にかけて仕事が全くなくなり、多くの不安定雇用労働者が野宿を余儀なくされ、仲間の寝場所をこれ以上奪われてはならない。現在(4/5)まで工事を阻止し続けているが、4月中に何らかの動きを見せる可能性はあり、またまだ予断は許さない。闘いは始まったばかりだ。毎日のように宮下公園現地で朝7時半から監視態勢に入っている。渋谷区=ナイキ=東急建設に抗議の声を!すべての仲間の力でナイキ化工事を阻止しよう!
<抗議送り先>
渋谷区
区長 桑原敏武
電話03-3463-1211
FAX 03-5458-4900
メールmayor@city.shibuya.tokyo.jp
ナイキジャパン
社長 ジェームズ・ゴッドバウト
電話 0120-500-719
FAX 03-5463-3295
東急建設
社長 飯塚 恒生
150-8340 東京都渋谷区渋谷1-16-14 渋谷地下鉄ビル
電話 03-5466-5020
FAX 03-3486-8340
メール webmaster@tokyu-cnst.co.jp
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
TEL 080-3127-0639
Mail miyashita@riseup.net

ブログ http://minnanokouenn.blogspot.com
(追記)本日4月7日も、工事を着工させていません。