■あれだけ《逃亡容疑者》扱いして、執拗に渡航先のフィリピンまで追っかけて行ったマスコミも、起訴できないくせに世間を無駄に騒がせた検察も、彼女に対してちゃんと謝れよ。オマエらは恥辱を忍ぶだけでは済まず、罪を償わなくちゃならない。
“疑わしきは罰せず”の原則は、温暖なフィリピンで羽をのばしていた人を帰国させ、無理にとっつかまえて、その揚げ句に、ちぇっ、起訴できなかったよ、つって、この放射性物質漂う東京の寒空の下に放せば済む、っていう話じゃないだろ? ご立派な検察官はポケット・マネーをカンパし、民放テレヴィ局の高級ワイドショウは番組製作費からカンパし、彼女をフィリピンまでファースト・クラスで送り届けろ。原状回復だ。その前に、成田で土下座して見送れ、タコども。