3.16.2011

見落としそうな報道だったが、読み返して唖然とした。

■見落としそうなニューズだったが、よく読んで唖然とした。

政府は、原子力安全・保安院の連中の安全に配慮し、住民には原発から20キロ以上離れればひとまず安全(30キロまでは屋内退避)というような指示を出しながら、安全・保安院の役人は50キロ避難させたんだぜ。

その公僕連中は、原発から20キロの避難区域のすぐ外側の屋内で待機させるべきだろ? 原子力安全・保安院なんだからで、《ここまで離れていれば安全です》ってことを住民に身をもって示すべきだろ? 
なのに、それが示せないんだろう、何らかの理由で。

政府って、公僕って、なんなんだよ。


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保安院職員らも福島原発から退避

政府は、原子力安全・保安院の職員らを福島第1原発からおよそ5キロのところにある「オフサイトセンター」で待機させていましたが、15日午前、第1原発からおよそ50キロ離れた郡山市まで退避させました。
これは北澤防衛大臣が明らかにしたもので、政府は、第1原発周辺での作業にあたるため現地からおよそ5キロの「オフサイトセンター」に原子力安全・保安院の職員と自衛隊員らを待機させていましたが、当面、作業の実施が難しい状況となりました。
このため、第1原発から20キロ以内の住民に対し、避難するよう指示を出している中、保安院の職員らの安全にも配慮し、退避させたものです。
また北澤防衛大臣は、福島第1原発の4号機の冷却について「当面、消防と警察が地上から放水する」と述べました。今後、自衛隊が冷却のためにヘリコプターで放水する可能性はあるとしながらも、安全性を考慮する姿勢を示したものです。(15日22:16)

TBS News

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参考文献
『保安院という化け物』武田邦彦(中部大学)